SQLでは、膨大なデータが管理されているデータベースを扱うため、様々なデータを取得して分析することができます。
ここでは、MySQLで比較演算子を活用したデータ取得について簡単に解説します。
【この記事はこんな方に向けて書いています】
・SQLの勉強をしてデータベースを扱ってみたい
・MySQLで比較演算子を使ってデータを取得したい
【目次】
・比較演算子
・テーブル作成
・テーブル名変更
・テーブルにデータ追加
・比較演算子でデータ取得
・まとめ
比較演算子は、例えばAとBを比較して
A = B AはBと等しい
A <= B AはB以下
A >= B AはB以上
A < B AはBより小さい
A > B AはBより大きい
と様々な比較をするための記号です。
データベース「test」の中にテーブル「body_weight」を作成し、体重記録を数件格納します。
データベース作成については、こちらの記事で簡単に解説していますのでよければご覧下さい。
テーブル「body_weight」を作成し、カラム「weight」「date」をそれぞれfloat(浮動小数点型)とdate型で作成しました。
NOT NULLは、カラムに値なしを意味するNULLを格納できないようにするコマンドです。
確認してみます。
テーブル「body_weight」の中に2つのカラムが作成できました。
このようにDESCRIBEをdescribeと小文字で入力してもエラーは出ませんが、DESCRIBEを大文字で書き、body_weightを小文字で書くと見やすいです。
テーブルを作成したばかりですが、body_weightのテーブル名が少し長いため、weightに変更します。
テーブル名を変更する時は
RENAME TABLE テーブル名(変更前) to テーブル名(変更後);
と記述してEnterを押します。
テーブル名をbody_weightからweightに変更できました。
確認してみます。
テーブル名を変更できています。
改めてテーブル「weight」に体重の記録を数件格納します。
2022年4月15日から11日間の体重記録を格納しました。
比較演算子でデータを取得する時は
SELECT * FROM テーブル名 WHERE テーブル名 比較演算子 データ;
と記述してEnterを押します。
体重が67㎏以上のデータを取得してみます。
2022年4月20日~4月23日の4日間が67kg以上だったことが確認できました。
次に体重が65kg未満のデータを取得します。
2022年4月16日の1日だけ、65kg未満だったことが確認できました。
このように、比較演算子でデータ取得することで、特定の条件に当てはまるデータを取得できるため、様々な分析が可能になります。
まとめ
・比較演算子は、例えばAとBを比較するための記号
・テーブル名を変更する時はRENAME TABLEを使う
・比較演算子でデータ取得することで特定の条件に当てはまるデータを取得できる
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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