SQLの基礎：「MySQLでデータ取得～テーブル結合～」

SQLでは、膨大なデータが管理されているデータベースを扱うため、様々なデータを取得して分析することができます。

ここでは、MySQLでテーブル結合について簡単に解説します。

【この記事はこんな方に向けて書いています】

・SQLの勉強をしてデータベースを扱ってみたい

・MySQLで複数のテーブルを結合したい

【目次】

・JOIN

・WHEREで絞り込み

・LEFT JOIN

・まとめ

【JOIN】

JOINを使うと、テーブルを結合することができます。

スーパーの食品コーナーに並んでいる商品を格納したテーブルを例に、簡単に解説します。

テーブル「items」のデータを取得します。

カラム「type」に野菜・調味料・飲料と書いていましたが、番号に変更しました。

新しくテーブル「type」を作り、野菜・調味料・飲料を番号で管理しました。

テーブル「type」のデータを取得します。

上記2つのテーブルを結合します。

JOINを使ってテーブルを結合するときは

SELECT * FROM テーブル名

JOIN テーブル名

ON 紐づけるカラム名;

と記述してEnterを押します。

テーブル「items」と、テーブル「type」をJOINで結合

カラム「type」と、カラム「type_id」を紐づける

というイメージです。

【WHEREで絞り込み】

2つのテーブルを結合して、WHEREで「飲料」のデータを取得してみます。

「飲料」のデータを取得できました。

このように、テーブルを結合してからデータを絞り込むときは、結合するコマンドを書いてからWHEREで絞り込みます。

【LEFT JOIN】

テーブル「type」の飲料データを削除しました。

データを取得します。

JOINを使って2つのテーブルを結合します。

テーブル「type」の飲料データがないため、結合しても飲料データは取得できませんでした。

結合するテーブルにデータがない箇所はデータなしでも良いから全体のデータを取得したいときにLEFT JOINを使います。

データなしの箇所はNULLとして、全体のデータを取得できました。

まとめ

・JOINを使うと、複数のテーブルを結合することができる

・結合するコマンドを書いてからWHEREで絞り込む

・データなしでも良いから全体のデータを取得したいときはLEFT JOINを使う

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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