繰り返し処理を強制的に終了させたい場合は、breakを使うことで実現できます。
ではどんな時にbreakを活用するのでしょうか?例えばリストの中から、自分が探したい要素を見つける時に効果的です。
【この記事はこんな方に向けて書いています】
・pythonの繰り返し処理について勉強したい
・繰り返し処理を強制的に終了したい
【目次】
・for文とbreak
・while文とbreak
・まとめ
リストについては、こちらの記事で簡単に解説していますのでよければご覧下さい。
ここでは世界の国を5ヶ国記載したリストを作成し、その中からJapanを探して、見つかったら強制終了して「終了」と出力するコードを書いてみます。
順番に解説します。
まずcountries = []の部分は、5ヶ国記載したリストの作成です。
次にfor~print(country)までは、for文を使った繰り返し処理の記述です。
ここで記述が終わっている場合は、「New Zealand」まで出力されます。
次にif~breakまでが、breakを使った強制終了の記述になります。
「もしcountryイコールJapanであれば、強制終了」と記述します。
Pythonでのイコールは(=)ではなく、(==)と2つ並べます。
countries = []の(=)は、イコールという意味ではなく、「countriesに[]内の要素を代入する」という意味です。
最後のprint('終了')は、「終了」と出力する記述です。
ここでは5から順番に6、7…と数字が10までカウントされる処理を記述し、数字が9になったら強制終了して「終了」と出力するコードを書いてみます。
順番に解説します。
まずnumber = 5の部分は、5から順番にカウントさせるための最初の記述です。
次にwhile~number += 1までは、while文を使った繰り返し処理の記述です。
ここで記述が終わっている場合は、5から10まで出力されます。
次にif~breakまでが、breakを使った強制終了の記述になります。
「もしnumberイコール9であれば、強制終了」と記述します。
print(number)は、numberを再出力する記述です。
最後のprint('終了')は、「終了」と出力する記述です。
for文・while文を使った繰り返し処理については、こちらの記事で簡単に解説していますのでよければご覧下さい。
まとめ
・繰り返し処理を強制的に終了させたい場合は、breakを使うことで実現できる
・for文とbreakでは、リストから自分が探したい要素を見つける時に効果的
・while文とbreakでは、条件による繰り返し処理を中断させる時に効果的
ここまで読んで頂きありがとうございました。
-------------------------------------------------------------------------------------
当ブログの記事一覧(カテゴリー別)