変数が、文字や数値を一時的に保存しておく箱のようなものであるのに対して、複数の文字や数値を保存したい場合はリストを使います。
【この記事はこんな方に向けて書いています】
・pythonのリストについて勉強したい
・pythonで複数のデータを扱いたい
【目次】
・文字列のリスト
・数値のリスト
・要素の追加
・要素の削除
・インデックス(順番)
・要素の更新
・要素の挿入
・まとめ
変数については、こちらの記事で簡単に解説していますので、よければご覧下さい。
例えば以下のようにして、変数colorsに緑(green)・青(blue)・黄(yellow)のリストを代入して出力します。
このgreen・blue・yellowのことを要素と言います。このように、リストを使う場合は要素を[]で囲みます。上記のように、文字列をリストにしたい場合は、それぞれの要素をシングルクォーテーション(')かダブルクォーテーション(")で囲みます。
次に、変数scoreに50・75・100のリストを代入して出力します。数値の場合は要素をクォーテーションで囲む必要はありません。
作成した文字列のリストに、赤(red)に追加して出力します。
このように、リストを代入した変数名.append(追加する要素)と書くことでリストに要素を追加できます。appendは、英語で「追加する」という意味です。
今度は逆に、作成した文字列のリストに追加した要素の、赤(red)を削除して出力します。
このように、リストを代入した変数名.remove(削除する要素)と書くことでリストの要素を削除できます。removeは、英語で「取り除く」という意味です。
作成したリストには、インデックス(順番)が割り振られています。インデックスを活用して、要素を更新したり、要素を挿入することができます。ここで覚えておきたいのは、インデックスは0から始まるということです。
作成した数値のリストの、75を85に更新して出力します。
このように、リストを代入した変数名[インデックス] = 更新する要素と書くことで要素の更新ができます。上述の通り、インデックスは0から始まるので、1番目の75を85に更新しました。
リストの途中に要素を挿入したい場合は、insert()を使います。
例えば、上記で更新した数値のリストの、85と100の間に95を挿入して出力します。
このように、リストを代入した変数名.insert(挿入するインデックス,挿入する要素)と書くことでリストの途中に要素を挿入できます。
上述の通り、インデックスは0から始まるので、1番目の85と2番目の100の間に95を挿入したので、95が2番目になりました。
まとめ
・複数の文字や数値を保存したい場合はリストを使う
・作成したリストにはインデックス(順番)が割り振られている
・インデックスは0から始まる
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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