pythonは、初めからパソコンに入っている訳ではありません。
そのため、まずは環境構築をする必要があります。
環境構築とは、自分のパソコンでpythonを使えるようにすることです。
【この記事はこんな方に向けて書いています】
・pythonをインストールしたい
・pythonで本格的なコードを書きたい
インストールしなくてもpythonを使える環境構築がGoogle Colaboratoryです。Googleアカウントがあれば簡単に利用できます。
Google Colaboratoryについては、こちらの記事で簡単に解説していますのでよければご覧下さい。
インストールしなくてもpythonが使えるなら、なぜインストールする必要があるのでしょうか?
Google Colaboratoryは無料で簡単に利用できますが、一定時間(90分)を過ぎると、プログラムの実行が初期化されるというデメリットがあります。
また連続で使用できる時間は12時間となっているため、Google Colaboratoryは長時間の処理には向いていません。
そのため、本格的にコードを書いて長時間の処理を行いたい場合はPythonをインストールして使う方が効率的です。
【Pythonのインストール】
まずは公式サイトにアクセスします。
Downloadをクリックします。
ここではWindowsで解説します。
「Download the latest version for Windows」の下にある「Download Python 3.11.0」をクリックします。
バージョンは時間の経過と共に更新されますので、ダウンロード時の最新版をダウンロードします。
パソコン画面左下に表示されるダウンロードダイアログをクリックします。
「Add python.exe to PATH」にチェックを入れ、「Install Now」をクリックします。
「Setup was successful」と表示されたらCloseをクリックします。
以上でインストール完了です。
【インストールの確認】
上記の手順でPythonのインストールが完了したら、正常にインストールできたかどうか確認してみましょう。
パソコン画面左下の検索窓でcmdと検索します。
コマンドプロンプトをクリックします。
キーボードでコマンドプロンプトを起動する場合は「Windowsマーク + R」です。Windowsマークはキーボード左下のCtrlとAltの間にあります。
コマンドプロンプトが起動したら
python --version
と入力します。
「Python 3. 11. 0」と表示され、正常にインストールされたことが確認できました。
上記のメッセージが表示されない場合は、正常にインストールできていないため、Pythonをアンインストールして、再度インストールしましょう。
【Pythonの実行】
Pythonのインストールが確認できたら、Pythonを実行してみましょう。
パソコン画面左下の検索窓でIDLE(アイドル)と検索します。
IDLE(アイドル)とは、Pythonを実行するアプリです。
IDLEをクリックします。
2回目以降はキーボードでWindowsマークを押してIDLEをクリックすると効率的です。
「IDLE Shell 3.11.0」が起動します。
「>>>」と表示されていれば、コードを書いてプログラムを実行できる状態です。
「Hello Python」と表示させてみます。
「Hello Python」と表示できました。
まとめ
・環境構築とは「自分のパソコンでpythonを使えるようにすること」
・長時間の処理を行いたい場合はPythonをインストールして使う方が効率的
・IDLE(アイドル)とは、Pythonを実行するアプリ
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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