SQLでは、膨大なデータが管理されているデータベースを扱うため、様々なデータを取得して分析することができます。
ここでは、簡単なデータを格納しているデータベースからデータを取得します。
【この記事はこんな方に向けて書いています】
・SQLの勉強をしてデータベースを扱ってみたい
・MySQLでデータを取得したい
・MySQLで日付のデータ型を扱ってみたい
【目次】
・テーブルの作成
・特定のデータ取得
・日付のデータ型
・まとめ
データベース「test」の中にテーブル「score」を作成し、トニーとマイクの点数を数件格納しました。
トニーとマイクが1月~10月に受けたテストの点数をテーブル「score」に格納しています。
テーブル「score」では、トニーとマイク両方の点数が格納されているため、トニーだけの点数を確認したい場合、このままでは少し確認しにくい状態です。
そこでトニーのデータを全て取得してみます。
特定のデータを全て取得する時は
SELECT * FROM テーブル名 WHERE カラム名=データ;
と記述してEnterを押します。
トニーのデータが全て取得できました。
トニーは順調に点数が上がっていることがわかります。
次にマイクのデータを全て取得してみます。
マイクのデータが全て取得できました。
マイクは点数が横ばいになっていることがわかります。
この時、同じ記述をもう一度最初から書く必要はなく、キーボードの上矢印を押すと直近で入力した記述がいくつか出てきます。
なのでトニーのデータを全て取得した時に書いた記述を出して、「トニー」を「マイク」に変えるだけでマイクのデータが取得できます。
次はトニーとマイクが8月に受けたテストの点数を取得してみます。
8月のテストの点数を取得できました。
8月はトニーの方が点数が高かったことがわかります。
日付はカラム「date」に格納しています。
カラム「name」は文字列型、カラム「point」はint(整数型)です。
では日付のデータ型はどのようなデータ型なのでしょうか?
テーブルの中身を表示してデータ型を確認してみます。
カラム「date」のTypeは「date」になっています。
日付のデータ型はdate型ということがわかりました。
データ型はテーブルのカラム名を変更する時などに必要なので、もしカラム名を変更したくなった時にはデータ型の確認が必要になります。
まとめ
・特定のデータを取得する時はSELECTとWHEREコマンドを使う
・特定のデータを取得することで、データを分析しやすくなる
・日付を扱うデータ型はdate型
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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