【オランダ移住】オランダへの移住方法 第1回目：個人事業主ビザ (フリーランスビザ) 取得の流れ、取得の条件と費用

オランダのロッテルダム在住のamiです。

「オランダへの移住方法」について、夫と私がどのようにして、”自力”で個人事業主（フリーランス）ビザ＋パートナービザを取得したかについてまとめました。
 

個人事業主ビザを取得して、オランダ移住を検討されている方にとって、有益な情報になればと思い、練りに練って作成しました。
気になる金銭面などもなるべく記載しています。

ビザ取得までの手順だけでなく、オランダ移住に関することで、私たちが事前に知っていたら良かったことや、ヒヤッとしたハプニングまで含めてお伝えします。

＊注意点＊
私たちがオランダに移住したのは、2019年1月です。
ビザ取得の流れに関しては大きな違いはないかと思いますが、コロナウイルスの影響を全く受けていないことやビザのシステムは毎年変わります。
私たちの体験談として参考で見ていただき、最新の情報はご自身で調べていただければと思います。
 

オランダへの移住方法 第1回目は「個人事業主ビザ取得の流れ、取得の条件と費用」です。

このオランダ移住方法についての記事は、全6回を予定しています。

＜今回＞第1回：個人事業主ビザ取得の流れ、取得の条件と費用
第2回：日本での準備
第3回：オランダ到着後〜ビザ仮申請まで
第4回：家探し
第5回：住民登録と事業登録
第6回：ついにビザGET !!

それではまず、私たちの簡単な自己紹介をさせていただきます。

私たちは日本国籍保有の日本人同士の夫婦です。
Ami : @amihuis_ami (Instagram)
Shoei : @shoei_rotterdam (Instagram)

オランダと日本は、1912年に日蘭通商航海条約が締結されており、
それによって日本国籍保有者がオランダに移住しやすくなっています。

日本にいた時の仕事

私は以前のブログで自己紹介をしていて、そこで詳しく書いているのですが、簡単に言うと、個人事業主として店舗（カフェと雑貨屋）経営、Webや紙のデザインをしていました。
 

夫はWeb開発の仕事をしており、日本在住の頃から、リモートで在宅で働いていました。

ビザの種類は色々あるのですが、私たちの場合、＜夫＞個人事業主ビザ＋＜私＞配偶者ビザ を取るのが最適だと思い、準備をして手続きしました。

ビザ取得の具体的な方法は長くなりますので、今回は大まかな流れとどうゆう条件が揃えば、ビザを取得することができるかをお話したいと思います。
そして次回以降5回に分けて、詳しく掘り下げていきます。

個人事業主ビザ取得までの流れ
 

日本での準備（第2回）
日本にいる間に、ビザ取得の為の書類やお金を準備します。
↓
オランダ到着後〜ビザ仮申請まで（第3回）
日本で準備してきた書類を持って、在オランダ日本大使館、外務省、移民局に行き、ビザの仮申請をします。
↓
家探し（第4回）
オランダ到着後から並行して行うことができます。
家探しをしてから、住所を取得するまでをお伝えします。
個人的には、ビザ取得の手順の中で最難関だと思っています。
↓
住民登録と事業登録（第5回）
住所をゲットしたら、市役所に行き、住民登録をします。
住民登録が出来たら、商工会議所に行き、事業登録をします。
↓
ついにビザGET !!（第6回）
住民登録と事業登録ができたら、再度移民局に行き、それらの書類を追加提出します。
申請が通れば、無事ビザをGETすることができます！

ビザについて

・初回は2年間のビザ

・ビザ取得までは、約2〜3ヶ月かかる人が多そうです。
→私たちは、書類の不備などなかったのですが、9ヶ月もかかってしまい、不安な日々を過ごしました..
 

・ビザが取れるまでの審査期間は、仮滞在許可を取得して滞在します。
　仮滞在許可の期限は3ヶ月です。
→私たちは仮滞在許可を2回延長してもらいました。

移住サポート・ビザサポートを利用する

私たちは最初から最後まで自分たちで手続きをしましたが、オランダには「移住サポート」や「ビザサポート」をされている方がいます。

時間の節約にもなりますし、英語が苦手な方や、確実にビザを取りたい方は、そういったサポートを利用するという方法もあります。

個人事業主ビザ取得の条件

次はどういった条件が揃えば、個人事業主ビザが取れるかについてです。

1. 日本国籍保有者
2. 犯罪歴・不法滞在歴がない
3. 個人事業主として起業する
4. ビザ取得にかかるお金の準備

1. 2.は省略させていただき、3.4 について詳しくお伝えします。