今回は生理用品についてのお話です。
最近は変わってきているとは思いますが、あまりオープンにしない傾向がありますが、ただでさえ過ごしにくい期間、少しでも楽になったらいいなと思って、色々試してきた物をご紹介したいと思います。
学生時代は、化学製品の紙ナプキンを使っていました。
その後、蒸れたり、荒れたりするのが気になって、布ナプキンを約5年使っていました。
しかしお手入れがちょっと大変だった為、オランダに来る時は持ってきませんでした。
日本ではなかなか手に入りにくかったオーガニックコットンでできたナプキンが、スーパーでも気軽に手に入るということで、初めはそのオーガニックナプキンのみを使っていました。
(ちょっと調べてみたら、最近は日本でも手に入りやすくなったようです。)
「Yoni」というメーカーのオーガニックの生理用ナプキンです。
プラスチック、化学薬品、そして「生理が恥ずかしい」という気持ちからフリーにすることをミッションとしているメーカーです。
パッケージデザインもおしゃれ。
多くの女性は毎月1/4が生理期間(前後の不調含む)ですが、なぜか少しオープンにすることがタブーなイメージがあります。
欧米ではもっとオープンなのかなと思っていたのですが、このパッケージにも「恥ずかしいという気持ち」からフリーにと書いてあるので、やはりそんなイメージがあるのかなと思いました。
(オランダでは、買った時に外から見えない袋に入れることはありません。)
その後、なんとなく聞いたことがあって、ドラッグストアなどで見かけて気になっていた「月経カップ」に挑戦してみることに!
外から見えているパッケージの物もあって、まずどうやって使うの?と思いましたし、使い方が分かってもうまく装着できるか不安でした。
迷っていたところ、ちょうどセールになったので購入してみました。
色々なメーカーがあって、レビューも読んでいたのですが、決め手となったのはセールです笑
箱を開けると、月経カップが袋に入っています。
簡単に云うと、膣の中に入れて使う生理用品です。
使い方は公式サイトをご覧いただければと思います。
シリコンで出来ていて、繰り返し使うことが出来ます。(2〜3年が交換の目安)
昨年から使うようになって、本当に楽になりました!
特に少ない日は12時間付けたままで大丈夫ですし、寝るときも伝い漏れの心配がありません。
とはいえ最初の数ヶ月は私もかなり苦戦して、「取れなくなったらどうしよう」などと不安もありました。
(取れなくなって産婦人科で取ってもらったという話も聞いたことがありますので、ご使用はお気をつけください。)
月経カップはまさに目からウロコのヒット商品だったのですが、まさかさらに進化した生理用品が出るとは思ってもみませんでした。
それが先日、購入したサニタリーショーツです。
前回の記事で少し書きましたが、アムステルダムにある「Kauf Dich Glücklich」というお店で購入しました。
「THINX(シンクス)」という、ニューヨーク発のブランドで、なんとこのサニタリーショーツは吸収力が優れており、ナプキンを付けず、履くだけのショーツなのです。
こちらのパッケージのイラストは生理中の女性でしょうか?
グダッとしています。
パッケージもおしゃれで手に取りやすいデザインだと思いました。
真ん中の吸収帯は4枚の布からできています。
吸収、細菌を防ぐ、保水、漏らさないといった効果があります。
4枚の布を重ねると分厚くなりそうですが、普通のショーツとあまり変わりなく使うことができました。
月経カップもとても良いのですが、初めや終わりの経血量が少ない時やもうそろそろ来そうという時は使いにくいです。
また、長時間出かける時はカップだけでは不安なこともあるので、併用できればと思って購入しました。
購入してから一度経血量が少ない時に試したのですが問題なさそうで、普段と同じようにショーツだけで過ごせることが不思議でした。
ちなみにサニタリーショーツはティーン用や男性用もあります。
生理が始まった頃で、ポーチを持ってトイレに行くのが恥ずかしい人や、尿もれがある方にも使えます。
生理期間が楽になったのはもちろんなのですが、月経カップとサニタリーショーツは、ゴミを出さずに繰り返し使えるのも良いと思っています。
(ショーツが追加されたので、ナプキンはもう必要ないかな。)
YoniとOrganiCupは、日本ではあまり流通していないかもしれませんが、他のメーカーの製品で同じような物が販売されています。
THINXは日本で購入できますし、日本製の物も販売されています。
(私はサイズ感などもあり、日本製のショーツを試してみたいです。)
意外と?ヨーロッパ圏内では少ない印象です。
ということで個人的な感想ですが、少しでも参考になったら嬉しいです。
今回の動画はこちらからご覧いただけます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!