
6/19(水)
日本一周「28日目」
「道の駅富士」で目が覚める。
本日も予定がてんこ盛り、色々忙しい1日になりそうだ。
とりあえず恒例となりつつあるパンとおにぎりを食べてから出発。
本日の最初の目的地に行こうと車を走らせていると、何やら見覚えのある建物が見えた。
…どこで見たのだろう…思い出せそうで思い出せない…
その時、静岡入りする前に調べていた廃墟の形を思い出した。

この土台の形、文字…大仁鉱山!!
そう、ここは「大仁鉱山」という廃墟だった場所の跡地のすぐ近くであった。
解体済み廃墟なのでスルーすることにしていたのだ。
停めて1枚だけ写真を撮ってきた。

道草をしたが、ここから本当に目的地へ向かう。
40分走り到着。「まぼろし博覧会」

入館料1200円も取られる場所であったが、
絶対に行きたい珍スポットであった。

昭和のサブカルチャー文化の全てが集約されたような場所だった。

とにかく広く、写真の撮りがいがありすぎる。

更に、
色々なアーティストが来ているらしい。




中でも「アーバンギャルド」は知る人ぞ知る
バンドであるが、訪問しているのに納得せざるを得ない。笑
しかもこの施設、
撮影OK、SNSへの投稿OKを公言する神対応である。(SNSについてはスタッフに確認済)

全て写真を上げてしまうと行く人の楽しみが無くなるので、是非とも自身の目で確かめて欲しい。

次の場所、実はここから約5分程度、
同じような珍スポットがある。
「怪しい少年少女博物館」

ここも系統は似ている…が、
ショーケースの中身がしっかりジャンル別にまとめられているのがとても観やすい。



インパクトで言うなら前者だろうが、
「博物館」を楽しむのであれば後者だろう。
ここはお化け屋敷もあった。

ぼくはお化け屋敷が大嫌いである。
お化け屋敷と言うより、「ビックリさせられること全て」が、嫌いである。
そんなぼくも頑張って入ってきたよ。


ダメだ…エアーの「プシュー」という音にビクッとしてしまう。
念の為の確認だが、ここももちろん写真OK。
少し高かったが、この非日常感はなかなか味わえないだろう。
あとは周りにカップルばかりが居なければ最高だっただろう。
ちなみに1番好きなショーケースはこれ。

続いて向かう場所、本日の廃墟ポイントである。
今回は珍しい廃橋。

この橋、下調べによると、
…歩くだけでグラグラ揺れるらしい。
真下まで来て、嫌な想像をする…。


…ここは、流石に撤退である。
「死に場所を探している」はずなのに命は惜しかった。笑えてくる話だ。
無事、行きたいとこに行けたので、本日の銭湯を決める。
その銭湯に向かう途中、またまた道草をする。
「ウルトラ生ジュース伊豆オレンヂセンター」

このインパクト抜群な看板に引き込まれた。
有名なジュースを注文。
おばさんと話していて、「ゆるキャン」というアニメの聖地であることがわかった。
自分は読んだことがないが、こういうことをしてしまう。

ジュースはハチミツのおかげで甘い。
甘さの中にしっかりオレンヂの酸味が効いている。
使用しているオレンヂも試食したが、これも甘めのオレンヂのようだ。
目的を達成した後のジュースは美味い。
その後、近くのガソスタで給油し、
銭湯に到着。
「昭和湯」400円

今まで色々な銭湯に行ってきたが、
ここまで古き良き銭湯はなかなか見たことがないくらいの銭湯だった。
タオル貸し出しなど無し、
洗い場はシャワー無しで、
お湯と水を混ぜて使うタイプである。
シャンプーもボディソープももちろん無し。
浴槽も1つだけ。
その浴槽もかなり深い。(1mくらいかな?)
立つか中腰での入浴がテンプレート。
上がればドライヤーも無し、休憩所も無し。
しかし、ドライヤー含むそれら全てを車に積んでいるぼくに死角は無かった。
…ただ、ビンのコーヒー牛乳だけは本当に置いて欲しかった…。
すぐ近くの道の駅に到着。
今夜の夕ご飯は寿司屋を見ながらカップヌードルとおにぎりである。笑える。

なかなか面白い所だ、伊豆。
海を利用した本来の楽しみ方をできていないが、それもぼくらしいなと思いながら潮風を浴びて目をつぶる。
◎本日の走行距離
84.2キロ
◎出費
ガソリン
1179円
食費
1390円
入館料
2200円
入浴料
400円
計
5169円
そう言えば、前述の「まぼろし博覧会」で、
唯一「音楽アーティスト」ではない人が来ていた。

それでは◎











