2010年、中島哲也監督により制作された日本映画。
小説家の「湊かなえ」による同名小説が映画化したものである。
娘を殺された学校教師の復讐の物語。
上映時間は106分。
あらすじ
舞台は日本のとある中学校。
シングルマザーで中学校教師である「森口悠子」は、
1年B組の担任であったが、クラスのまとまりは皆無だった。
とある日、学校を去ることとなった森口はホームルームで語り始める。
「わたしの娘は死にました。警察は、事故死と判断しました。
でも事故死ではありません。このクラスの生徒に殺されたんです」
出演役者
学校の担任、森口悠子を演じるのが「松たか子」
森口の娘である森口愛美を演じるのが「芦田愛菜」
森口の後任である担任教師の寺田良輝を演じる「岡田将生」
見どころ①「脚本に負けない演出と演技力」
今作の作品は有名小説家、湊かなえの同名小説が原作であるが、
小説のころから話題騒然となった作品だった。
そんな小説で語られるインパクトをどう映画に反映するかが
今作のキーとなっていた。
そんなハードルを越えてくる作風と演出、そして役者の演技力こそが、
今作一番の見どころだろう。
独特なカメラワークや、挿入されるBGM、その演出のすべてが、
今作の脚本に負けないようなインパクトを放つ作品となっている。
見どころ②「本作の本筋こそが人気の秘訣」
今作は娘を殺された教師の復讐物語として描かれる作品であるが、
中学生達は「少年法」に守られている。
そんな彼らと教師はどうなっていくのか?という、
誰もが気になる脚本こそが物語の本筋であり、
人気となった秘訣だろう。
簡単なあらすじを聞くだけで観たくなるような作品であり、
その期待を裏切らない脚本。
これから観ようと思っている人は、ここから先の「ネタバレ」を見るかどうか、
今一度考えてみてほしい。
配信コンテンツ
「告白」は今現在、
Amazonプライム、U-NEXT、dTV、Hulu、等で配信されている。