スティーブ・ジョブスをAppleの経営から追い出した、ジョン・スカリーの本にはこう書かれています。『かつてウォルター・リストンが言ったように、アイディアこそアメリカビジネス界にとっての新しい通貨である。新時代のビジネスの基本原理を生みだす土地でもあるのだ』とまえがきで確信をついています。この本は30年も前の本ですが、私が手に取ったのは最近であります。30年も前の言葉が今でも原動力となって牽引しているのが、仮想通貨となるのではないでしょうか。
当時ビットコインを始めて見たのはある雑誌からでした。まだビットコインが500円前後だったと思いますが、自身がFXの情報を仕入れていたときビットコインの金色のロゴを目撃します。この時はFXにしか目がいっておらずビットコインなど眼中にありませんでした。そんな中2017年から仮想通貨の投資に火が付き暴騰を見せた後右肩上がりと言いたいのですが右肩下がりの状態を現在は維持しています。
暴騰していた仮想通貨で投資への取引が注目されていましたが、様々なトラブルが発生し現在では仮想通貨への投資は人気が下がっているものの、仮想通貨への期待は増しているように見えます。仮想通貨を管理しているブロックチェーン技術は投資だけではなく様々な活用ができることから、仮想通貨もしくはICOトークンを発行している企業はその動向が注目されています。
その理由は仮想通貨の相場の値動きが変わってきていることに気が付きます。以前はビットコインを軸に相場は同じような動きをしていましたが、いまではビットコインが上昇傾向にあるとき他の通貨は下落の動きとなり、それぞれ別の動きが観測されるようになってきているからです。
自身は仮想通貨が暴騰から下落傾向にあるあたりからブログを書き始め、この仮想通貨にビジネスチャンスがあるのではないかと思い、今では仮想通貨の動向を伺いながら今出来る事をブログに綴っていますが、先日作家の大村あつしさんからいただいた言葉からALISソーシャルメディアプラットフォームの存在を教えていただき、大変勉強になりました。
なかなか日本語のホワイトペーパーにお目にかかることがなかったので全て拝見しましたが、特徴的なのがソーシャルメディアプラットフォームでALISトークンが貰えることでだと思います。自身は以前にDISCORD内で他の発行していたトークンも持っていましたが、トークンを発行している方の力の入れ具合がわかりづらい点があったため、DISCORDを離れ現在ではログインしていません。その点ALISは分かりやすくシンプルになっているため、この事業に対するトークンは信頼度が増しているように思えます。
ブロックチェーンで支える仮想通貨は、悪い風評が先走って報道も詳しく説明していないため、素人からすると仮想通貨を持っているとハッキングされてしまうと勘違いしている方が多いと感じています。古典的な侵入経路でハッキングされブロックチェーンを利用されているといった感じでしょうが、顧客からすると利便性の安全が確保されなければ取引が増えず、仮想通貨は停滞が続くと感じています。
このブログを書いている矢先予想していた通り、大企業がブロックチェーンを活用した事業を展開すると名乗りを上げる報道が多数出てきていますが、仮想通貨を世界の金融革命とするならば、ブロックチェーン技術だけだと物足りないような気がします。ブロックチェーン技術と他の技術を融合することで新たな仮想通貨の未来が生まれ、投資についてもさらに活発になることを期待でき、利便性と安全の確保ができれば、現金を持たなくてもいい時代が来るかもしれません。