こんにちはオノヨーコです。
今回はタイマアタックということで、
60年代ロックとドラッグ(大麻含む)の関係に軽く触れたいと思います。
みんなやりすぎて(文字通り)死ぬほど多いからほんとにちょっとだけね。
ちなみに誰かの引用(第2ラウンド)ではなく勝手に書きます。
今年2018年FUJI ROCK FESTIVALでヘッドライナーを務めたノーベル文学賞受賞のボブ・ディラン。1963年発表した「Blowin’ in the Wind(風に吹かれて)」がはアメリカ公民権運動の賛歌となり、“フォークの貴公子”として時代の代弁者となるも、世間からのイメージに違和感を抱き1964年ごろからマリファナ(大麻)をはじめ、一時期はヘロイン中毒で自殺も考えていたそうですが今はやめています。動画は名曲「Like a Rolling Stone」を麻薬でふらふらになりながら演奏したもの。ふらふらですが迫るものを感じますね。
諸説ありますが大麻に関しては1964年泊まっていたホテルに訪れたボブ・ディランの影響で始めたと言われています。例えばアルバム「Revolver」の「Got to Get You Into My Life」は大麻のことを歌った歌だし、「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」はマッカートニー曰く常に大麻を吸っていたドラッグアルバムで、英国BBCはLSDについて歌った「Lucy in the Sky with Diamonds」はじめ数曲を不法ドラッグの使用を促しているということでプレイリストから外しました。ポール・マッカートニーは80年代来日公演の際、大麻を所持していたことから国外通報されたこともあるくらい大麻大好きでしたが、「子供たちや孫たちに(悪い)手本を示したくなかった」との理由でようやく最近やめたらしいです。
参考:Rollig Stone「ビートルズの薬物事情:LSDが作ったアルバム『リボルバー』」
参考:HEMP NEWS
1963年のデビュー以降徐々に存在感を増していたストーンズですが、1967年当時リーダーだったブライアンと、ミック、キースはドラッグ使用のため、短期間の活動停止をしています。ブライアン脱退後ミックジャガーはバンドを背負う自負ができ、ドラッグをやめジョギングをするなど現在にいたるまで健康志向は続いています。一方バンドのもう一人の顔であるキース・リチャーズは何年にもわたり「次に最も早くドラッグで死にそうなロック・スター」10年連続1位でした。ちなみに9位に落ちた時は悲しくて死にたかったそうです。1977年3月にはカナダのトロントで逮捕され終身刑の可能性もありましたが、盲人のためのチャリティー・コンサートを行う条件で無罪判決となったのを機に、本格的に麻薬中毒の治療に乗り出しました(治ったとは言ってない)。最近のインタビューで最近のドラッグは味気ないという理由で今はやってないと語っています。(やめるとは言ってない)。お酒もかなり減ってるそうです。74歳だしなぁ、、。
ボヘミアン・ラプソディが話題ですがこの映画もすこ!
上記のように60年代は大麻含むドラッグと音楽業界は密接に関連していました。
という有名なフレーズがありますが、1960年代泥沼化するベトナム戦争へのアントテーゼとも言うべきヒッピー文化の中で生まれたものと言われています。そのピークともいえるのが1969年開かれたウッドストック・フェスティバル。ただし愛と平和、反戦を主張するヒッピーや若者ら約40万人が集い、ヒッピーの中にはドラッグを使用する観客もいたが、驚くほど平和的なフェスだったそうです。むしろ一部の暴徒化した観客による暴力と略奪、そして放火が行われた1999年のウッドストックⅢの方がよっぽどそれっぽいですね笑。ウッドストック出演者でいうとジミ・ヘンドリクスは長年麻薬の依存症であり(本人は否定していますが)パープルヘイズが大麻を意味する歌と言われていますし、ヒッピーの代名詞とも言えるバンド、グレイトフル・デッドはボーカルのジェリー・ガルシアがヘロイン中毒だったほか、そのファンのデッド・ヘッズも大麻でラリりながらヒッチハイクなどでツアーについていってたそうです。
理由は上記と全く関係のない日本で大麻合法化を勧めている人たちが胡散臭い人が多いからです!!特にあの大麻やってないと言ってやっていた元女優のあいつ。ただ今回の企画で賛成派の意見を聞いて、医療などにおいて一定の効果があるのなら部分的にはいいのではないかとも思いました。
ロックに話を戻すと、マリファナ・LSDはじめ薬物によっておこる幻覚症状をベースにした楽曲はそれなりの評価を得てるし私も聴きますが、なんかこれってオリンピックにおけるドーピングした世界記録のように感じてなんか評価したくないんですよね。私はナチュラルに狂ってる人の方が好きなんですよ。もっともやってるの隠してるだけかもしれませんが(笑)あとなんかどれも似てるよねドラッグ・ソングって。お前らインドっぽくしとけばいいと思ってないか?シタールあればいいと思ってないか?ってちょっと思っちゃいます。まあ一般人が計り知れない環境にあるのでロックスターはまだしも、それを言い訳に大麻やるやつとかダサすぎですね。日本の若いミュージシャンとか合法ドラッグで捕まってるのみるとがっかりします。「LSDなんて古い。俺の方が狂ってる。」くらいのこと言って欲しいですね。関係ないけど銀杏BOYZの峯田が全裸になって捕まった時、いっさいクスリやってないのに薬物検査をされておじいちゃん・おばあちゃんに申し訳ないと思ったエピソードとかすごい好きです。もう役者になっちゃたけど(遠い目)。そもそも「麻薬がなくては誕生しなかったであろう曲」は数えるほどしかないであろうと近年の研究から言われています(ソースはヤフコメで見た)。つまり曲を書く上で麻薬なんかより脳内麻薬出せよってことでしょうね。ミックジャガーがジョギングやってるのも脳内麻薬出てるからだぞ。そっちの方が気持ちいいからだぞ。薬物経験者がやってるから間違いないぞ。
最後にこの件を調べてる際に麻薬やアルコールのおそろしさを示す画像を誰かのインスタで発見したので貼っておきますね。
もっと語りたいロック大好きおじさんはコメント欄で勝手に語ってね。