◆数式項目
・計算値を表示するための項目
・簡単なウィザードで、Excelのような数式言語を使用して定義
・標準オブジェクト、カスタムオブジェクトともに作成可能
・親レコードの項目を参照した数式を定義できる
※数式の計算結果は実値として格納されないので、検索対象外になる
◆クロスオブジェクト数式
親オブジェクトの項目を参照していく
最大10レベルの項目にアクセス可能
◆数式項目の戻り値
・チェックボックス
・テキスト
・数値
・通貨
・パーセント
・日付
・日付/時間
◆入力規則
データ型の制約に加え、ビジネスルールに則した値にデータ値を制限することができる
例)
・郵便番号の入力を制御する
(番号体系をチェックして「3桁、ハイフン、4桁」でない場合にエラー表示をする)
・選択リストで対象の値が選択された場合に別項目も入力する
(対象の値が選択され、別項目が入力されていない場合にエラー表示をする)
◆レコードタイプ
ビジネス要件に合わせてユーザエクスペリエンスを調整するために使用
レコードタイプ情報は項目値としてレコードに保存される
プロファイルごとに割り当てを実施する
・ページレイアウトはプロファイルとレコードタイプ別に割り当てができる
・レコードタイプごとに選択リストの値をカスタマイズすることができる
◆ワークフロールール
特定の条件が満たされたときにワークフローアクションが実行される。
アクションは即時実行も、トリガに従って特定の日に実行することもできる
・評価条件
どのようなレコードにワークフロールールを適用するかを決定する
・作成された時
・作成された時、および編集されるたび
・作成された時、およびその後基準を満たすように編集されたとき
・ルール条件
レコードが適合する必要がある場合は「条件が一致する」
True、Falseの値を返す式を入力する場合は「数式の評価がTrueになる」を選択
「条件が一致する」の場合、検索条件ロジックを設定することも可能
(OR、AND、NOTを使用できる)
・アクション
-ToDo
ユーザ、ロール、レコードの所有者、レコードの作成者、商談チームロール、または取引先チームロールに割り当てることができる
※1つのToDoを複数ユーザへ割り当ては不可。その場合は複数のToDoが作成される
ワークフローのToDoは活動履歴で追跡可能
-メールアラート
ユーザ、ロール、レコードの所有者、レコードの作成者、商談チームロール、または取引先チームロールにテンプレートメールを送信できる
メールテンプレートを使用するので、アクション作成前にテンプレートを作成する
-項目自動更新
項目の値を任意の指定した値へ自動変更できる
項目のタイプにより、特定の値を適用することも、値を空白にすることも、数式で算出した値を入力することも可能
項目変更後にワークフローを再評価することもできる
※入力規則は自動更新では適用されないため、無効な値へ書き換えられる可能性もある
※再評価をする場合は、複数のルールが再帰的に評価される
-アウトバウンドメッセージ
指定した情報を外部サービスなど指定したエンドポイントに送信する
◆プロセスビルダー
視覚的なインターフェースでビジネスプロセスを自動化するツール
・プロセスを設定することで、特定の条件が満たされたときにアクションを実行
・複数の条件の追加、および各条件とアクションとの関連付けが可能
・ルール適用時のアクションとスケジュール済みアクションを作成可能
・バージョン管理を使用して、プロセスの追跡と保守が簡単に可能
サポートされているアクション
・レコードを作成
新規レコードを作成
・レコードを更新
レコードまたは関連付けられたレコードの項目を更新
・メールを送信
メールアラートを使用してメールを送信
・Chatterに投稿
ユーザ、Chatterグループ、またはプロセスを開始したレコードにフィード投稿
・クイックアクションを使用
オブジェクト固有のアクションまたはグローバルアクションを使用して、レコードの作成、レコードの更新、活動の記録を行う
・承認を申請
ユーザが手動で申請することなく、レコードの承認申請を送信
・フローを起動
複雑なビジネスプロセスを自動化する自動起動フローを起動
・Apexを呼び出す
カスタマイズされた機能を追加するApexメソッドを呼び出す
※プロセスはアウトバウンドメッセージをサポートしない
◆承認プロセス
レコードに対するエンドユーザの承認を必要とするプロセス
開始条件
↓
申請時のアクション
(申請時に何をするのか)
↓
承認ステップ
(誰が承認するのか)
(設定回数により数回ステップがある)
↓
最終承認時のアクション
(最終的に承認された時に何をするのか)
取り消し時のアクション
(申請を取り消した時に何をするのか)
最終却下時のアクション
(最終的に却下された時に何をするのか)
※承認申請の開始は「承認申請」ボタンをクリックして開始
Apexトリガから開始することも可能
◆Visual Workflow
レコードの作成に必要な情報の収集、作成などの処理をウィザード形式で実行できる。
・リソースの定義
・要素を追加
・レコードの作成
・要素を接続
・開始要素を設定
◆自動起動フロー
プロセスビルダーで作成されたプロセスが起動するフロー
レコードを自動的に作成、更新、削除をすることができる
◆ビジネスプロセスのまとめ
・ワークフロールール
特定のアクションを自動化
‐ToDoの割り当て
‐メールの送信
‐項目の値の更新
‐アウトバウンドメッセージの送信
・承認プロセス
レコードの承認を自動化
‐承認ステップの定義
‐各ステップでの承認者の割り当て
・プロセスビルダー
特定のアクションを自動化
‐レコード作成・更新
-メールを送信
‐Chatterに投稿
‐クイックアクションを使用
‐承認を申請
‐フローを起動
‐Apexを呼び出す
・Visual Workflow
複雑なビジネスプロセスを自動化
-画面にユーザを誘導
‐ビジネスルールの実行
-データの要求と送信
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◆Chatter
社員同士がファイルやレコードに基づいてコラボレーションするためのアプリケーション
・フォローする→人、レコード、ファイル
・いいね→投稿
・ダウンロード→ファイル
・リンク→内部リンクおよび外部リンク
・コメント→投稿、レコードについて
・添付→投稿、レコードへの添付
・整理→投稿、レコード
※フォロー中のレコードの更新をChatterのフィードに表示するにはオブジェクトのフィード追跡が有効化されている必要がある
◆Chatterの管理
管理者ができること
・メール通知を有効にする
・グループのアーカイブの許可
・招待を設定して、SF外部ユーザをChatterコミュニティへ参加することを許可する
・フィード追跡を有効にし、レコードに変更があった場合にフォローしている人にお知らせが送信されるようにする
各ユーザが個人設定領域でメール通知の受信を管理できる
◆Chatterグループ
ユーザが作成可能。
・非公開、公開、リストに記載しないの3つで作成できる
・非公開グループへ顧客を参加可能
◆ライセンスの違い
Chatter FreeとChatter Externalライセンスがある
・Chatter Free
Chatterコミュニティで進行中のコラボレーションにすべての従業員を追加できる
・投稿
・コメントの参照
・ファイルのアップロードと参照
・グループへの参加
・Chatter External
社外のユーザをChatterコミュニティの非公開グループに参加させることができる
・自分が所属するグループと、そのグループのメンバーのプロファイルの参照
・自分が所属するグループに共通するファイルの共有
◆ソーシャル取引先、取引先責任者
ソーシャル取引先と取引先責任者の機能を有効化すると、レコード詳細ページから取引先、取引先責任者、リードのソーシャル情報に直接アクセスすることができるようになる
※ソーシャルネットワークでユーザ個人がアカウントを所持している必要がある
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Salesforceモバイルの特徴
・デスクトップ版Lightningと同じUIになるので、操作が直観的になる
・画面下に追加された新しいナビゲーションバーで、簡単にお気に入り、検索、各アプリケーションの通知を表示することができる
※この部分はカスタマイズができない
・アプリケーションを切り替えすることができる
・ナビゲーションメニューの項目はデスクトップの順序と同期される
・レコードページがデスクトップ版と共通になった
・画面上にアクションバーが追加された。
iOSユーザはタブバーを押して左右にドラッグするだけで全てのアクションにアクセスできる
・Siriショートカットを使用した音声コマンドで、取引先、責任者、カスタムデータレコードにすばやくアクセスできる
※ここは自分なりにざっくりまとめた
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