慎重さと大胆さは、相反する意味があるので、両立しないと思っても不思議ではない
と思います。
自分も仕事で意思決定をするときに、リスクを背負って判断する場面に
これまで幾度となく遭遇し、そして判断してきました。
振り返ると、そのときは、「何かを決めるときは何かを断たないといけない」
という冷徹さがあったと思います。
慎重さと大胆さは、私は相反しないとおもいます。
判断するために、材料を準備し、いくつかのシナリオを策定する作業は、慎重さが
必要です。この準備の作業は慎重さが求められます。
ですが、決めるときは大胆さが必要です。メリットデメリット両方がある中、目的と
目指す目標を達成するためには、時には退路を断つ必要もあるからです。
半沢直樹のドラマで、三笠副頭取が言っていたことが非常に印象に残っています。
「準備は念入りに、仕留めるときは一瞬で」
慎重さと大胆さを表現しているワードだと思いました。
これからも、意思決定の場面は幾度となく訪れますが、慎重さと大胆さをもって
望んでいきたいと思います。