僕が僕を責めるという。
僕が良い人だという。
僕の言葉に僕の全てがかかっている。
僕が何をするかで、僕の全てを失う事もある。
常に僕の全てを失うかもしれない危険信号が光ってる。
危険信号が過剰かもしれない。
もうその危険信号も赤ではない。
過去にもよくそう思った。
そう思うたびに思い知らされた。
何度も繰り返した。
なんども繰り返すうち、僕の中に在るのではなくなった。
僕から分かれた君になった。
向かい合って在る本来の姿に戻った。
今、その半身を僕は埋めなければならない。
その為に僕は僕を責めることがある。
半身を埋める為に。
僕はできるだけ善良でなければならない。
君と向かい合って在るために。
信号を見逃さないように。
僕の全てがかかっている。
本来の姿で融け合いたい。