以前近所の川にサギがいて、ちょうどそれが魚を捕まえてゴクリと飲み込んでいる最中でした。
鳥類って牛とか馬みたいにムシャムシャと食べ物を咀嚼しないよなぁ、って疑問に思う人も多いはずです。
我々人間も「よく噛んで食べなさい!」と教育されてきたはず。確かによく噛まないと消化に悪そう。
ではなぜ鳥は食べ物を丸飲みしても平気なのか?
それは砂嚢(さのう)と呼ばれる器官があるからなのです。これは簡単に言うと、あらかじめ飲み込んでおいた砂を使って砂嚢の中で食べ物をすりつぶし、そして胃に送り込む仕組みになってるからなんです。
だから鳥は食べ物を飲み込んでも、ちゃんと消化できるわけです。
ちなみにこの砂嚢は焼き鳥のメニューでお馴染みの砂肝です。これはニワトリの砂嚢ですね。