「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(399)
学校革命=スクールレボリューション(90)=
〇江戸時代の「五公五民」よりヒドイ
2023年2月21日、財務省が2022年度の「国民負担率」が47.5%になる見込みだと発表すると、SNSは大騒ぎになった。 47.5%はほぼ5割。つまり、所得の半分を国に持っていかれることに、悲鳴と怨嗟(えんさ)の声が上がったのである。そして、ツイッターでは「五公五民」がトレンド入りした。
統計によると学校の1クラスに2名のヤングケアラーがいるということだ。スウェーデンやフィンランドなどの北欧の福祉国家は「高福祉高負担」だけれど、日本はスウェーデンやフィンランドなみの税金をとられているのに、低福祉で貧困層が広がっている。
一体、集めた税金はどこに行っているのか?将来のある中学生や高校生が介護をしなければならない国に未来はない。貧困層の若者の中に未来のビル・ゲイツやスティーブジョブズがいても勉強するヒマがない。
国会議員の大半が三世、四世の世襲議員で高収入に胡坐をかいている日本では、改革など望めない。将来に悲観する若者が多いのは当たり前だ。
Statistics show that there are two young caregivers per school class. Nordic welfare states such as Sweden and Finland have "high welfare and high burden," but Japan has the same level of taxes as Sweden and Finland, but with low welfare and a growing number of poor people.
Where in the world are the collected taxes going? There is no future for a country where promising junior high and high school students have to take care of the elderly. There is no time to study even if there is a future Bill Gates or Steve Jobs among the poor youth.
In Japan, where the majority of Diet members are third- or fourth-generation heirs, sitting on their high incomes, there is no hope for reform. It is no wonder that many young people are pessimistic about the future.
〇合格実績
2023年度 大阪大学「医学部」3名
2022年度 京都大学「医学部」 京都大学「経済学部」
2021年度 京都大学「理学部」 京都大学「経済学部」
2020年度 京都大学「工学部」2名
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。桑名市役所前の塾でも指導中。