100万人に能力開発・再就職支援、年内にも「資産所得倍増プラン」策定
政府がまとめる「新しい資本主義のグランドデザイン(全体構想)および実行計画」の原案が分かった。「人への投資」を重視し、非正規雇用を含む約100万人を対象に能力開発や再就職支援を行うとしている。貯蓄に偏る個人金融資産を投資に振り向けるため、早ければ年末までに「資産所得倍増プラン」を策定する方針も盛り込んだ。
いよいよ岸田総理肝いりの「新しい資本主義」政策がスタートする。「貯蓄に偏る個人金融資産を投資に振り向ける」そうだから、額面どおり受け取ると大量の預貯金が株式に流れて株価が上昇して国民が豊かになるというプランなのだろう。
乗り遅れないように、現金を株式に振り向けるべきなのだろうか?「同じアホなら、踊らにゃソンソン」なのだろうか?短期的に見てそうだとしても、またパンデミックで世界経済がおかしくなったり冷戦が激化して株価の大暴落などがあったら目も当てられない惨状もありうる。
先のことなど誰にも分らないから、個々人の判断で動くしかない。また、バブルの頃のように高級車を乗り回す人と老後資金を溶かしてしまう格差が拡大するだけのような気がする。何か、社会のありようが歪みつつあるように感じるのは私だけ?