「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(297)
学生への研究指導を拒否、神戸大が准教授を懲戒処分 被害学生は影響で自主退学に
神戸大は3日、学生への指導を拒否するなどした50代の男性准教授を停職4カ月の懲戒処分に、学生に暴言を吐いたとする60代の男性准教授をけん責の懲戒処分にしたと発表した。
神大によると、50代の男性准教授は2021年から22年にかけ、研究者を志す学生に指導を拒むような言動を繰り返した。学生は研究分野と指導教員を変えざるを得なくなり、大学院に進んだが、今月退学するという。このほか准教授は指導する学生に他の学生の成績を見せていたといい、事実関係を認めている。
私が大学生の頃も、
「大学の先生は研究に重きを置いて、教育に力を入れない人が多い
と感じた。大学の先生方は、研究で評価されるのだから当たり前かもしれない。良い研究者を育ててしまったら、自分のライバルになってしまうし。
もちろん、人格的に優れた人もいるのだろうけど全ての教授にそんな理想の教育者像を求めても現実的ではない。幸い、今はSNSの時代だから昔と違ってこのように不適切な人間は表に晒されて風通しが良くなっているのだから良い時代と言える。
Even when I was a college student.
I felt that "many university professors put the emphasis on research and not on teaching.“
I felt that this was not surprising. It may be natural for university professors to be evaluated on their research. If I trained good researchers, they would become their rivals.
Of course, there may be people with excellent personalities, but it is not realistic to expect such an ideal educator image from all professors. Fortunately, we live in the age of social networking, and unlike in the past, inappropriate people are now exposed to the public, and the atmosphere is more open and transparent.
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州のローガン中学校で教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校