2013年6月20日(仏滅)に起業しました。
仏滅だったのは、ボケていたからという事でw
起業する時に、名古屋の大手遊技機開発会社から
企画や構想書作成の仕事を頂きました。
あと、会社の会議室を自分の事務所代わりに
使っていいと言われました。
そこの会社の仕事は、借りた会議室で行い
(大きなホワイトボードが欲しかったので)
それ以外の仕事は自宅で行いました。
後は全国に展開する貸しオフィスと契約し
東京出張や大阪出張の際は、そのオフィスで
仕事をしてました。
約1年間はノーパソ一台持ってメーカーに行ったり
家や開発会社の会議室で、とにかく企画の仕事を
ガンガンやりました。
その数年前から遊技機業界でもフリーの企画屋が
増えて来ていたので、
仕事には困りませんでした。
ただフリーであるが故にバカにされるというか
見下される事もしばしばでした。
特に大手の遊技機メーカーや、
会議室を貸して頂いた開発会社の一部の人達
からも結構バカにされました。
そうこうしているうちに10ヶ月程で
やっと小さな事務所を構え、社員2人(すぐに3人)
雇い入れて、本格的な遊技機開発に乗り出します。
1機種はドラムタイプの遊技機。
もう1機種は某版権の機種。
経営的な事も考えつつ、プロデューサー的な事もする。
またある時はディレクター的な事もしていました。
しかし、本格的に機種開発に携われば携わる程
現状の遊技機開発の問題が見えてきました。
そして、それに落胆していったのも事実です。
遊技機、特にパチンコの落日は10年以上前から
診ていましたが、何処かで
「歯止めが効く」
と期待していました。
しかし…
今は、この落日は余程の事をしなければ
止める事は出来ないと思っています。
それは特にここ10年で酷さを増しています。
9年前、先の遊技機部品会社に誘われた
(ヘッドハンティングされた)際に
実は3回お断りしていました。
その理由…
・遊技機業界は今の3分の1から4分の1の規模になる。
・新しい事に投資する気がないと会社は生き残れない。
・プロダクト(ハード)とソフトは違うからw
いや、自分ソフトの人間だったので…。
その時、部品会社の社長は理解して頂きましたが
結果は先の記事を見て頂くと分かると思います。
これが問題の1つなのです。
何が問題で、どうやったら業界が再び盛り上がるのか?
様々なアプローチはあると思いますが
自分としては映像開発、そして盤面開発の立場から
自分なりの考えを次回からお伝えしたいと思います。
またもし何か業界に関わるご質問があれば、
答えられる範囲で記事として回答しますので、
コメント欄にご記入ください。
*例えば…
・メーカーの人間だけど、転職するにはどうしたらいいのか?
・パチンコ作りたいけど、メーカーに入らない方がいいのか?
等。
(続く…)