ここ3日間くらいにDeFi関連であまりにも色々あったので、箇条書き中心でラフにまとめます。
状況は刻一刻と変わっています。本記事に記載の数字はあくまで参考に。DYOR(Do Your Own Research)。
- YFIのトークン配布方法(0プレマイン)とAMPLのリベースを組み合わせたYAM(通称:芋)という社会実験的なプロジェクトがローンチ。
- ガバナンス機構もあり。
- コード未監査。
- YAMを獲得するためのステークに必要な通貨が高騰。
- 一度目のリベースでバグが発覚。
- 二度目(三度目?)のリベースまでにガバナンスで修正を加えなければ、票数的にガバナンスが機能しなくなるとのことで、開発チームがYAMホルダーにトークンのデリゲートを要請。
- 目標数のYAMデリゲーションが集まるも、修正効かず。
- ステークに使われていた通貨が一時急落。
- 芋祭りのせいか、ethereumネットワークのgas priceが一時300 gweiを突破。
- YAM v2はちゃんと監査してやります、の発表。
- 監査費用のgitcoin grant目標額達成。
- YAM v1はバグったまま動き続けてはいる。
- YAMの裏で似たような設計のBASEDというプロジェクトもローンチ。
- ステークのためのトークンにCurveのsUSDプールトークンを使うのが特徴。
- Curve DAOのガバナンストークンCRVがローンチ。
- チームメンバーではないらしい個人が、Curveのgithubで準備中であったDAOまわりのコードを勝手にデプロイしたらしい。
- Curveチームはそのローンチされたものについて、adminキーの取り扱いなどを確認し、大丈夫そうなのでそのままゴー。
- 上記確認が完了するまでの数時間にliquidity miningされたCRVがプレマインと呼ばれ、界隈の反感を多少買っている。
- ローンチ後からCurveのTVLが爆増。$250Mから$800M(執筆時)へ。
- Compoundからの流入もある模様で、defipulseのTVLランキングでCurveが3位に。
- 関連プロトコルのTVLも爆増。
- yEarn: yCurveプールがあるため。
- Aave: yEarnのyTokenの運用先となっているため。
- Ren: renBTCがrenCurveプールとsbtcCurveプールで使われるため。
- 上述のCRVローンチにより、すでに1000枚以上のrenBTCが追加発行されている(2500 BTCから4000 BTCへ)。
- Locked BTC ($48M) > Bonded REN ($33M) という状態。
- 次のepochは9日後で、今のところ11ノード($0.33MのBonded REN)が増える予定。
執筆終了2020年8月15日13:38
著者 kyoronut https://twitter.com/kyoronut