中二病患者が、よく口にする言葉で「こんなに嬉しいことはない」があります。
まぁ、日常的にも使う言葉なので、これだけで中二病患者かどうかは、判断が難しいところです。
ただ、完全にアウトな人を見分ける事はできます。
見分けられますとも!
ごめんよ。
まだ僕には帰れる所があるんだ。
こんな嬉しいことはない。
わかってくれるよね?
もし、なにか嬉しいことが合った時、この全てのフレーズを思わず口にしてしまっている人は、深刻な中二病です。
おそらく、末期症状のレベル4だと思います。
そんな人を見つけたら、119番ではなく、110番に電話して、機動隊を要請しましょう。
まおちは、最初、このカードに出会った時、こんなに嬉しい事はないと言ってしまいました。
もしかして、対戦相手はすごく親切な人なのかと思いました。
だって、じゃんじゃんカードをくれるんです。
くれるんですってば!
さらに、このカードを使って、何度も、何度も、カードをプレゼントしてくれるんです。
メチャクチャいい人じゃないですか!?
この人は、とても親切で、カードが持ちきれなくなっても、どんどんくれます。
もう大丈夫ですよ。
そんなことより、あなたも攻撃しないと、まおちが、メチャクチャ有利になってしまいますよ。
そう思っていた次の瞬間…
なんと!?
まおちが負けてしまいました。
初めての経験に、まおちは一瞬、我を忘れてしまいました。
この人が、親切な人だと思っていた、まおちがバカでした。
これは、デッキ破壊攻撃だったんですね。
残りカードが無くなったら、まおちの負け…
そのルールを利用した姑息な攻撃手段だと気づいた時には、もう手遅れでした。
何と卑劣な!
もう、まおちは決めました。
対戦相手のことを、心のなかで卑劣様と呼ぶことに…
ハンプティ・ダンプティと初めて対戦した時、まおちは、これは穢土転生に勝るとも劣らない卑劣なカードだと確信しました。
シーラを相手にするときは、デッキ破壊の可能性を、考慮しておく必要があります。
特に、バジリスクなど、気前の良いカードを連発してくる相手は、警戒しておくべきです。
ハンプティ・ダンプティのコストは1ですが、序盤にこのカードを使ってくる人はいません。
中盤以降、残りカードが15枚ぐらいになったら、警戒すべきです。
ハンプティ・ダンプティは一回で3枚のカードを引くことになります。
ハンプティ・ダンプティを2枚、シーラの回帰を1枚、その他、バジリスクなどの強制的にカードを引かせるユニットを組み合わせると、威力は絶大です。
1ターンで10枚のカードを引かせることも可能です。
手札からカードが溢れ出したカードは、そのまま墓場行きです。
期待していたカードが、墓場に言ってしまったときの、精神的ダメージは計り知れません。
さらに、残りカードが僅かになってしまった時の、恐怖感はじわじわと精神を攻撃してきます。
反対にハンプティ・ダンプティを制した時は、笑いが止まりません。
とくに、ハンプティ・ダンプティで、引かされたカードを利用して勝つ。
それが出来た時、まおちは、世界はまおちを中心に回っていると思えるほど、思い上がれます。
思い上がれますとも!
ハンプティ・ダンプティに引かされたカードの中に、こんなのがあると、逆に心がウキウキします。
ハンプティ・ダンプティの攻撃は、一見、厄介そうに見えます。
しかし、ハンプティ・ダンプティが効果を発揮するのは、中盤以降です。
こちらのMPもある程度は、高まっています。
それを理解して、冷静に判断すれば、こちらが有利なことが多いのです。
ハンプティ・ダンプティは、召喚時のインパクトが強いですが、召喚してしまえば、そもそも最弱クラスの攻撃力しかありません。
こちらの残りLPによっては、無視しても問題ないほどです。
それよりも、ハンプティ・ダンプティが齎した潤沢な手札に注目しましょう。
それらのカードを使って、手早くリーダーを処理すればよいのです。
最初は、ハンプティ・ダンプティって厄介だなと思っていましたが、今では、ある程度、対処できています。
満を持して、ハンプティ・ダンプティを使ってきた相手に、冷静な判断で対処して、逆に、撃退した時、超快感がやってきます。
皆さんもに、ハンプティ・ダンプティを見かけたら、慌てず、騒がず、冷静に判断することをお勧めします。
お勧めしますとも!