近年ライブ配信動画サービスが大きな注目を浴びています。今回はライブ配信サービスとはどのようなサービスなのか説明をし、どのようにライブ配信を活用するのかについて具体例を交えながら紹介していきます。
ライブ動画配信を提供しているサービスはFacebook liveやyoutube live等、多くのサービスがあります。
その中でも注目を浴びているのが投げ銭形式のライブ配信サービスです。投げ銭形式のライブ配信サービスは視聴者がアプリ内通貨を購入し、面白いと思えば、ライブ配信をしている人に対して投げ銭ができる仕組みとなっています。
投げ銭形式のライブは配信は韓国などのアジア圏で盛り上がりを見せており、投げ銭する人も多いようです。有名人だけでなく、一般人でも人気のライブ配信者が多数おり、中には数百万円稼いでいる配信者もいます。数百万円稼いてでいるライブ配信者がいることは衝撃ですよね。
ライブ配信している内容も様々で、自分の部屋でひたすら話している人もいれば、カラオケを歌っている様子を配信している人もいます。また、専門性の高い話をしたり、ユーザーの悩みを聞いて解決したりする人、観光しながらライブ配信をし、町を紹介している人もいたりと配信内容は多岐に渡ります。
日本でも投げ銭形式のライブ配信サービスは普及しており、代表的なサービスは下記の2つとなります。
17 Liveは台湾を本社に置く会社が提供しているサービスで、2018年に日本へ本格的に参入してきました。世界中でサービスを提供しており、4000万人のユーザーがいるとされています。
香港発の動画配信サービスです。多くのインフルエンサーが活躍しています。また、企業がインフルエンサーのなり方を教えており、トークの仕方やSNSとの連携などをマニュアル化しています。
これはサロン主(マルコ)の知り合いの書道家がライブ配信サービスでライブをしている具体例となります。
この書道家の方はロンドンで開催されるハイパージャパンという日本の文化を紹介するイベントに自費で参加し、グッズの販売を試みました。書道グッズは人気であり、海外でも人気と噂で、たくさんグッズを発注したそうです。しかし、結果はグッズが売れずに日本に帰ってくることになってしまいました。
売り手との信頼関係が出来ていない状態で商品を販売しても売れないのは当然で、事前にネットでファンを作って、ファンに対してグッズを販売すれば売れていたかもしれません。
そこで、ネット上でファンを作るためにライブ配信サービスを利用し、海外の人に対して配信をスタート。ライブ中にコメント欄にある海外の人の名前を漢字で書いたり、日本のアニメのセリフを書道で書いたりしていると、韓国やブラジル、台湾の人からコメントを貰えるようになり人気が出てきました。結果として、投げ銭がをもらえたり、台湾の人から仕事の要望があったりと活動の幅が広がったとのことです。
活用方法次第でライブ配信サービスは大きなビジネスチャンスにもなり得る良い例と言えます。
↓書道家がライブ配信をすることになった経緯はこちらでも紹介しています
ライブ配信サービスを利用することで、地域活性化に結び付けることができる可能性を秘めています。
例えば、前回紹介した全国のゲストハウスをレポートしながら旅をしているゲスドルのような旅をしているインフルエンサーがライブ配信サービスでライブをするとします。
↓前回のオンラインサロンレポート
そんなインフルエンサーが地域を訪問した際に、ライブ配信をしながら地域の特産物や地域限定商品を紹介し、ライブ視聴者に対してその商品を購入してもらうという手段もあります。その際の決済に対してはアプリ内の通貨を投げ銭してもらうなどの手段を取ることも可能です。
ライブ配信はyoutube動画などと異なり、比較的長時間でも視聴してもらえるという特徴もあり、旅をしながら地域の情報を発信するメディアとして今後活躍する可能性があります。ライブ配信サービスを使って今後地域活性化に活かせる可能性があるのは楽しみですよね。
ライブ配信サービスは日本以外のアジアの国で人気のサービスとなっており、投げ銭をしてくれる人もたくさんいます。また、ライブ配信サービスは活用の余地があり、地域活性化に活かすことができる可能性も秘めています。
今後、ライブ配信サービスがどのように活用されていくのかにも要注目ですね。
〇オンラインサロン主:マルコ
〇ライター:田中 聖人
ライタープロフィール:5月からライターとして活動。仮想通貨やアフィリエイトに興味あります。