世界のお金事情は現金からキャッシュレス社会へと移行しつつあります。
まず、世界のキャッシュレス国ランキングを見てみましょう。
1.カナダ
2.スウェーデン
3.イギリス
4.フランス
5.アメリカ
6.中国
7.オーストラリア
8.ドイツ
9.日本
10.ロシア
以上がランキングTOP10となっています。
上位の北欧はアメリカやヨーロッパをおさえキャッシュレス化が浸透しています。日本は9位となり電子マネーが普及しつつあるものの、キャッシュレス化はまだまだ出遅れているようです。日本政府は仮想通貨の法整備に取り組んでいますが、キャッシュレス社会への取り組みも積極的に整備して進めていって欲しいところです。
2位の北欧スウェーデン
電子マネーによる決済率59%とトップの数値です。スウェーデンでは現金支払いができない店舗があるなど非常にキャシュレス化が進んでいる国です。
現金を使っているのはおそらく観光客だけで、現地の人が現金で支払いをしているのはほとんど見掛けないそうです。現金支払いをしているのはほとんど観光客です。
例えば、日本では割り勘という言葉がありますね。
スウェーデンでは食事後に会計をする際、別々に払う旨をウェイターに伝えれば、一人づつカードを切ってくれます。嫌な顔をするなんてことは決してありませんし、むしろそれが普通なので、ウェイター側から「別々に払う? pay separately?」と聞いてきます。日本の割り勘のように現金をジャラジャラだして会計に手間取っている方がスマートじゃないので嫌がられてしまいます。
また、デンマーク政府にあっては、財務省が推進する経済成長施策のひとつとして「現金清算の義務」を一部で廃止することを認める法案を発表しました。お店によっては「うちでは現金使えません」という事が認められたのです。
日本も電子マネーやビットコインなどの暗号通貨の浸透に合わせ、クレジットカード払いを推進し世界の先進国に遅れを取らないような取り組みをして欲しいと思います。