株式会社メタップスの代表取締役社長である佐藤航陽氏が、なにやら面白いプロジェクトを始めるようです。
1.人工衛星から取得できる地理座標系データをブロックチェーンに記録していき、仮想空間上にもうひとつの「地球」を作り出す。
2.現実世界の石油や天然資源と同様に、仮想地球の参加者は位置情報と連動したトークンを発掘できる。
3.仮想地球の参加者はトークンを発掘できると同時に、自分が保有するトークンを地球の特定の地理座標に埋めることも可能。
4.仮想地球は誰でも無料で参加して「citizen(市民)」になれる。
参照:公式サイト
やばい、こういうのめっちゃ好きです(笑)。
仮想地球のイメージとしては以下のようになるみたいです。
個人的に気になったのは、「位置情報と連動したマイニング」ができる点で、トークンは経済発展度が高い地域ほど発掘しにくく、低い地域ほど発掘しやすいように設計されていること。
おそらく、このような最先端プロジェクトに興味ある人は大都市圏に集中している可能性が高く、地方へ行くほど参加者が少ないことが予想されます。
つまり、仮想地球という世界では、より首都圏から離れて活動するほうがトークンを多く発掘できるかもしれませんね。もちろん、人が少ない=経済発展度が低いとは限りませんが、現在問題となっている「首都圏一極集中」の改善に繋がるかもしれません。
さらに、自分が保有するトークンを特定の地理座標に埋めることができるという点においては、そのエリアでは埋蔵量に比例して発掘量と発掘確率が上昇するシステムが組み込まれているそうです。
人を特定の地域へ呼び込みたいときに有効かもしれませんね。
なお、本プロジェクトにおいては実証実験などもやっていくそうで、現在はそれに向けて協力してくれるコミュニティのメンバーを募集中とのこと。
主に以下のテーマに興味ある人向けです。
・宇宙ビジネスや衛生データ活用
・データサイエンスや機械学習
・ブロックチェーン/DApps/トークンエコノミー
・価値主義など新たな社会システムの構築
個人的にかなり興味深いプロジェクトなのですが、みなさんはどう思いますか?
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【過去記事一覧】→https://alis.to/users/masa2ss
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