こんにちは、masatoです。
今回は少しブロックチェーンの仕組みについて紹介します。
仮想通貨など、ブロックチェーン上でお金をやりとりするためには「ウォレットアドレス」が必要になるというのは、仮想通貨に触れたことがある人なら知っていることだと思います。
そこで、まずはウォレットアドレスについて詳しく解説していきます。
ブロックチェーンは、銀行口座のようにお金の移動を一覧表のように記録する仕組みを持っていないため、代わりに「ウォレットアドレス」という仕組みを利用します。
また、ウォレットアドレスは情報を記録するための器としてではなく、権利を行使するための鍵になっている点が銀行口座とは違います。ブロックチェーン上では、取引の記録がすべて公開されており、ネットワークに参加するユーザー全員にコピー・共有されています。
ウォレットアドレスに記録されているお金を自由にほかのウォレットアドレス宛に移動(送金)できるのは、宛先に指定されたウォレットアドレスに対応する秘密鍵を持っている人だけということになります。
ブロックチェーン上で仮想通貨の取引をはじめるには、まずウォレットアドレスを手に入れる必要があるわけですが、これまでの銀行口座と違うのは、「どこにも登録する必要はなく、勝手にいくらでもウォレットアドレスを作っていい」ということです。10個でも100個でも1000個でもウォレットアドレスを作れるのです。
これはつまり、そのウォレットアドレスが自分の個人情報とは結びつかないということを意味しており、「仮想通貨は匿名性が高い」といわれているのはこのためなのです。
ここで注意してほしいのは、ブロックチェーンの場合、ウォレットアドレスの秘密鍵を紛失してしまうと、中のお金を永遠に利用できなくなるということです。銀行口座の場合は暗証番号を忘れてしまっても、本人確認がとれれば、また以前と同じように口座を利用できるようになります。この点もブロックチェーンとの大きな違いです。
というわけで本日はここまで。
また気が向いたらブロックチェーンについて紹介したいと思います。ぜひ「いいね」よろしくお願いします!
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