仮想通貨を目的とした誘拐事件が発生することがあります。
ビットコイン取引所の重役、誘拐されて身代金をビットコインで支払う
こういった誘拐事件を防ぐには、日ごろから個人で防犯対策をしなければなりません。
対策方法は主に2つです。
<span style="font-size: 15.9px;">
</span>
<span style="font-size: 15.9px;">1、不必要に行動予定を漏らさない</span>
2、外出時は2段階認証用のスマホを持ち歩かない
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
身代金を仮想通貨で入手する目的で誘拐する場合、犯人はターゲットの行動予定を詳細に調べています。
・いつ警備が手薄になるのか?
・誘拐するチャンスはいつか?
など、用意周到に計画しているんです。
そのため、たくさんの仮想通貨を持っている方は必要以上に自分の行動予定を漏らさないようにしましょう。
とくにFacebookやTwitterなどのSNSは注意が必要です。
「明日から草津で温泉巡りをしてきます」
「いま話題の渋谷のカフェにいます」
など、不特定多数の人に対して現在地を教えるのはとても危険です。
いつ誰が見ているかわからず、あなたの行動を監視している人があなたに対して悪意を持っていた場合、どんな目に遭わされるかわかりません。
必要以上に自分の行動予定を漏らさないように気を付けてください。
ほとんどの仮想通貨取引所では、ログインしたり仮想通貨を送金したりする際に2段階認証を設定できます。
2段階認証はスマートフォンで行えますが、認証に使うスマホを外出時に持ち歩いていると、誘拐と同時に仮想通貨も盗まれる危険が高まります。
・取引所に大量の仮想通貨を保管している
・2段階認証を設定している
という方は、外出時に使うためのスマホを別に用意し、<span style="font-size: 15.9px;">2段階認証用のスマホは自宅に保管するなど厳重に管理するように気を付けましょう。</span>