前回記事
普段身だしなみやら色々な面で雑な私ですが今回は薄らぼんやりとしたビューティな記事を書こうと思います。いつもの如く脱線してる。
髪を切りに行きました。そこでうっかり、本来してもらいたい長さよりも短くなってしまった髪の毛の話。
さかのぼること1週間前。都内に出る用事の1週間前にヘアサロンに行くのが大体いつものルーチンになってた私はこの栃木に引っ越してから半年1回くらいの頻度で通っていた(通算2回)ヘアサロンの予約を入れようとホットなペッパーのアプリをひらいて首を傾げました。過去二回予約したヘアサロンが、無い。データが消えてる。
単純に、いくつかある中から店を探す→初回はクーポンがそれなりにある→2回目以降は予約が楽だからとこのアプリを使って予約をしていた私ですが、このアプリ元のサイト自体クーポンにつられて来る人がいやだから登録しないという店があることも思い至り、登録を消しただけかも…と普通にグーグル先生に聞いたところどうやらそもそも店を閉業してしまったらしい。
まだ二回しかいってないけど結構ショックでした。
元々ヘアサロン独特の陽キャオーラが苦手な陰の者こと私にとっては初見のヘアサロンというのが結構しんどい。その一回目を我慢すればいいんだけどどうしても一回目のハードルは高い。横浜に住んでた時は割りと通いやすいところのヘアサロンのスタイリストさんが話しやすい人だったためそこに通ってたし、そのスタイリストさんが店から消えた(辞めたとか異動したとかは特に聞いてない)後は引越しまでの間1度しか行かなかったのでまぁ別に、といった感じだった。
で、こっちきてから二回通ったそこの店は、久々に人見知り状態陰キャモードの私相手でも結構ゆるく話をしてくれる男の人が二回ともついてくれてた。その人は1回目の時には私が久々に話す他人相手に挙動がキョロってるのを苦笑いしながらもカットをしてくれて、『ウワー久々に恥ずかしい感じになってるわー!』と悶えながらもカット中メガネをはずしてたド近眼の私は、カット終了後にメガネをつけて改めてその人を見て思いました。
『あ、この人、最近私がはまってる舞台俳優に顔がなんとなく似てるわ』
ちょっとこの人のが年取ってるけどね、と失礼なことすら考えながら次もここにしようと決めました。切ってもらってる最中はコミュ障モードでろくに相手の顔を見てなかったのもあり、会話が拙かったのですが相手の顔をちゃんと注視して以降は気が抜けて緊張がとけてました。で、まぁ半年後くらいにまた行くわけですが、その時更に驚いたのがカットの腕が良い…というか私が頼んだ以上によくしてくれたんですよね。
初回はカットとカラーで久々に印象自体を少し変えるベーと頼んでたのですが、二回目の時は長さはあまり変えずに毛量を減らしてくれとたのみました。わざわざ苦手なのにヘアサロンいってどこでも出来そうな注文ですが、まぁそこは元々おしゃれへのかける労力や工夫が少ない故の話なので横においておきます。
この注文は今までいったことのある他の店でもやってるのですが、大体このお願いをすると私の想定より短くなります。
私の伝え方が悪いのかもしれないし、毛の質の問題なのかもしれない。後者はともかく、前者は私がどうにかこの上手くできない自分のイメージ図を伝えるすべを身につけろという話になるのですが、散々言ってますがあんまりそういうことに興味が無い私にとってはファッション雑誌を読んだところで理解できませんでした。ボブがなんかおかっぱの内側跳ねバージョンということはわかったけどそれ以外は知らん。
そんな感じなので、今まで自分の注文を予想図に近づける手段として『長さはほぼ変えずに量を減らしてくれ』といってきました。
大体そうすると、このあとにすぐ伸びて理想形になるような肩より下くらいの髪が肩にかかるくらいに変わります(もう少し長めに残して欲しい感はあるけどなんかいつも毛量とともに長さも犠牲になる)。
で、まぁその好きな舞台俳優似のスタイリストさんにも似たようなことを言ったんですよ。二回目。いざカットをしてもらってびっくりした。
忠実に最初から理想の長さ。でも大体長さがのこると毛量が減らないことも知ってる私はそっと髪を触って二度驚いた。少ない。涼しい。
いやこれだよ!!!!これをずっと求めてた!!!!!!!!
切った後も結ぶこともできて、それでいてこのクソまんまるフェイスラインをあやふやにするこの長さ、そしてすっきりとした毛量。
めちゃくちゃ理想だった。
たまたまその直後に会うことになってた実母と妹がめちゃいいじゃんと肯定してたのをみて私一人感覚がおかしいわけじゃないと確信して次行った時はありがとうと言おうと思ってた。そりゃ会話もしんどさがすくなくて腕も確かで顔もなんかこう親しみがあったら次もそこにするわなと思っていた。
が、まぁこの長い前置きで書いたとおりその店には次は無かったわけで。
正直本当にショックだった。横浜にいたときにいつも切ってもらってた人がいなくなったときもまぁ仕方ないわなーって思ってたんだけど今回は珍しく残念だったなという気持ちがめちゃくちゃあった。
ただそうはいってても髪は切りたいし少し重くなってるこの頭をどうにかしたい。
ということでまぁ今回もホットで以下略なアプリをつかって適当に近場を見繕ってなんとなく女性が多い店を選んで予約したわけです。それでまぁ土曜日にカットにいったのですが、
想定以上に短くなってしまいました。髪が。
いや、やってくれた人が悪いわけではないんだと思う。別にベリーショートになったわけでもないし。下手か否かを判断するくらいの知識と注文スキルが私に無いのは事実。
今回は少し長さ自体もいつもより短くしようと思ってたところもあったのですが、注文する時に『肩にかかるくらいの長さで量を減らして』とお願いしました。今思うと今回は長さは少しは短くと思ったこのお願いの仕方が多分抜本的な敗因だと思うのですが、出来上がった瞬間は良かったんですよね。なんとなく肩のあたりに落ち着いてて。量はガッサリ減ってて。髪をすぐ乾くし。
翌朝になったら見事に肩より上のボブでした。
きってくれた人が『結わくって言ってたのでそのくらいできるようにしてますよ』といい笑顔で言ってくれた後ろの毛。辛うじて結べるかな?と結んだ瞬間にスルリと落ちたシュシュ。髪を切ってもらってる最中、前日夫と夜通し行ってしまった餓狼対決が悪かったのか船を漕いでいた私にかけれてた『髪さらさらしてますね?何か使ってるんですか?』『(市販のいち髪のシャンプーとコンディショナーしかつかっとらんわ)まじすかありがとうございます』とか言う会話が脳内でリフレインしていく。やめろサラサラするなご飯食べる時に邪魔だろう。(今思うとその舟漕ぎも悪かった気がする。前傾姿勢になるし)
長すぎる物を整えてもらうならともかく、短すぎるものは伸びるのを待つしかない。
今も私は短くなった髪の毛を触りながら反省会してます。
普通の人は多分会話しながら「あ、ここあんまり切らないで!」とかやるんだろうけど私は恥ずかしいことにそのスキルが無い…と思う。ここに限らず今までも言いにくいし言ったことがない。切ってる場所と長さがいまいちわからないのになんか言うのもなってのもあるし、そもそもカット中はメガネをはずすから見えてない。見えてないんですよ。後頭部に鏡向けられてどうですか?といわれても見えないものは見えてない。メガネをとって貰うべきだった。『なんかそれっぽい長さになってるしいいか!』ってきってもらってる最中の会話が苦手マンな私の今回の敗因はしゃべらなすぎたなのは言うまでもないと思いました。
ちなみに今回初見ヘアサロンだったわけですが、今迄で一番会話しなかった。あんまり話しかけられなかったのもあるけど、私の方も特に話題も無くあんまり会話に乗れなかったことが敗因だったなと今まとめてて思いました。
・・・まぁそんな感じで色々と思い出して書いたところなのですが、多分次は別のところに行くと思います。
今思い返せば今まで行ったヘアサロンでは、メガネ渡してもらってから髪の長さチェックしたり、裸眼のままシャンプー台行く時の段差とか声かけてもらって気を使ってもらってたなーってことも思い出したので、裸眼で特になに言われるわけもなかった今回の店はとりあえず次は行かずに新規開拓しようと思いました。過剰にサービスして欲しいわけじゃないけど、そういうときにフォローやら一言ある無いは割と印象も違うんだなー。同じような金額払うならね。勿論私にもバリバリ落ち度があるので切りすぎクレームとかそういうのは全く考えてないし、ここに書いたらもうこの件は終わり!!!と決めてます。書いてスッキリして終わり
ここで記事を書きはじめるまでは『肩にかかるって実際はどんな長さなの?』としめようと思ってたのですが、色々と脱線した上での結論のこの言葉で〆ようと思います。
『ヘアサロンでは会話で上手く駆け引きしよう』