「暗号資産古物商まるかい」を描き始めたため、しばらく続きを描けていない漫画「ちゃいな回想録」。
なかなかこの漫画の続きが描けないので、ちゃいなシリーズを描いた時の苦労話を書くことにしました。
私はスマホにアイビスペイントというお絵描きアプリを入れ、指を使って漫画を描いています。
タッチペンも試しに何本か使ってみたのですが、なかなか慣れないため使うのをあきらめました。
スマホと指の組み合わせは、どこででも気軽に描けるのがいいところ。
職場で漫画を描いていても同僚にバレません。
ただし、スマホは画面が小さいため、細かいものを描きたい場合画面を拡大しなければならないので少々面倒です。
特に背景は細かい部分が多い上、描いていてつまらないので苦痛ですらあります。
【二度と描きたくない背景 ベスト3】
①ビル
ぱっと見単純なのに窓を描くのに苦労して、えらく時間がかかりました。
こまめに拡大しないと描けないのですが、スマホの画面は小さいので拡大すると長い線を一気に描けないのですよね。
何度描き直したことか…
しかも、この時まだ直線を一発で描ける描画ツールを知らなくて、直線定規のツールを使って線を描いていたので余計に描きづらかったのです。
(デジタルで描いたことがない方には伝わらないかも?)
②お店の棚
同じものをたくさん描きたい時、一つ描いたらあとはコピーして貼るだけですむのがデジタル作画のありがたいところですね。
棚の商品はコピーして並べるだけなのでラクと言えばラクだったのですが、遠近感のある構図だと、コピーしたあと少しずつ変形させて並べないといけないので意外と手間がかかりました。
そのため、途中で面倒くさくなって描くのをやめてます。笑
③ デパートのショーケース
①も②も同じなのですが、単に細かいだけでなく描くのが大変な構図にしているから面倒なんですよね。
左側のショーケースも正面から描けばもっとラクだったと思います。
でも、読者に状況が伝わりやすい絵にしたいし、単調に見えないように目線に変化もつけたい…となると嫌だけど面倒な構図を避けることはできません。
このコマ、描く前からうんざりしてました。
ちゃいなシリーズではないのですが、背景を紙に描いて写真を撮り、それをアプリに取り込んで下書きにしていたコマがありました。
この時はたぶん「下書きは紙に描いた方が簡単かも?」と考えてやったのだと思われます。
実際に簡単だったかどうかは覚えていないのですが、その後紙に描くことはしていないのでお察しです。
動画にしてみたので、よろしければご覧ください。
動画が早くてわかりにくいのですが、左の画面の時に背景の写真を取り込んでいます。
「スマホで描くのがそんなに大変ならタブレットを買えばいいのに…」と思われるかも知れませんが、たとえ画面が大きくなっても背景を描く面倒さは変わらないんですよねぇ…
というわけで、これからも小さなスマホ画面でちまちまと漫画を描き続けると思います。