前回書いた月餅の思い出を先に読んでくださいね!
台湾では中秋節が近づくと、ケーキ屋さんや百貨店に月餅の特設コーナーが設置されます。日本のバレンタインデーやクリスマスを想像してもらうとわかりやすいと思います。
街が中秋節に向けて賑やかになってきたある日のこと、私は台北市内のデパートに買い物に行きました。そこで私が見たものとは…
そして、時は流れて2019年の9月10日。
ALISで台湾滞在時の中秋節について記事を書こうと思い、当時の記録を読み返していて気づきました。
未だに塩たまご入りの月餅を食べたことがない‼
塩たまごと言うのは、アヒルの卵の黄身を塩漬けしたものです。
月餅自体が満月を表しているのですが、その中にさらに満月を模した卵黄が入っているという贅沢な一品。
会社に贈られてきた月餅は全部あんこしか入っていない安価なものでした。(もしかしたら、私には高級月餅が配給されなかっただけかも知れませんが…)
帰国後もたまに月餅を買って食べていたのですが、街中で買える月餅はすべてあんこのみの量産品しかありませんでした。
死ぬ前にあれを一度食べなければ!それも中秋節の日に!
3日後に中秋節が迫っていたため急いでネットで探したところ、ちょうど期間限定で2個セットで販売しているお店があったので即注文しました。
ハスの実あんと小豆あんが1個ずつ入ったセットで1500円。
13日の中秋節当日に届きました!
購入したのはコレ!
台湾での出会いから幾星霜、ついにあの日私の心を鷲づかみにした塩たまご入りの高価な月餅を食す日がやってきました!
ご覧ください!この鮮やかな黄色!!!
運送中に潰れが発生してしまい形がいびつではありますが、食べられる嬉しさの方が勝り、そんなこと気になりません!
まずは記事用に、100円ショップの小物を使って無駄にオシャレな写真を撮ります。
早く食べたくて急いで撮ったため、後で見たらピントがあっていませんでした。
カメラや小物の片付けもそこそこに、まずは小豆あんから食べます。
あんこは甘みを抑えた上品な味です。
塩たまごのおかげで甘みが一層抑えられてくどさがない!
今まで食べた月餅は甘みが強すぎてたくさん食べるのは苦しかったのですが、これなら何個でも食べられそうです。
食べる前は「今日は1個だけ。もう1個は明日食べよう」と思ったのですが、我慢できずに続けて2個とも食べてしまいました。
来年は3個買うぞー!