みけです。
Amazon Kindleで「仮想美少女シンギュラリティ」を読みました。
ネタばれなしの(はず)読書感想文を書きましたので読んでください!
ALISを読んでいる人は、バーシャル美少女ねむちゃんのことはご存知だと思いますが、ねむちゃんが出版した本です。
こちらはクラウドファンディングにより出版が実現した本です。
私は内容を全然知らずに読んだのですが、すごく引き込まれてしまいました!
ハラハラするようなワクワクするような、そんな感覚でした。
これは私だけかもしれませんが、
シンギュラリティとは
人工知能AIなどの技術が、人間の知能を上回り大きな変化が起こることをシンギュラリティ(技術的特異点)といいます。
AIが人間の仕事を奪い、世の中に仕事がなくなってしまうなどよく耳にすると思いますが、AIが人間を支配するという脅威が考えられています。
あらすじ及び以下の項目は、Kindleの解説を持ってきたのものです。
「仮想美少女シンギュラリティ」
◆あらすじ◆
脳と機械を繋ぐ「ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)」研究者の「私」は、実験中に意識を失っている間に、自分がバーチャルYouTuberとしてアイドルデビューしたことに気づく。YouTubeに残されていたのは謎の仮想美少女「ねむ」が「お前は誰だ」と自問自答する奇妙な動画だった…
ねむの目的は何なのか? 人類はついに現実の肉体のくびきから開放され、新人類へと進化するのか? 進化を目前とした人類の葛藤と恐怖を鮮やかに描く黙示録。
◆イラスト◆
緊迫感溢れる表紙イラストは、少年エースで「恋する寄生虫」を連載中の若手実力派漫画家・イラストレーターの「ホタテユウキ」先生。
◆クラウドファンディング◆
制作出版費用を集めるためのクラウドファンディングでは、開始1時間で目標に達し、最終的には目標の400%を達成。今を駆けるVTuberにしか書けない物語がここにある。
◆目次◆
第一章 仮想美少女の目覚め
第二章 電脳ツインテール
第三章 失われた島の記憶
第四章 ゲシュタルト崩壊
第五章 バーチャル・アイドル
第六章 オルタナティブ・テラ
第七章 絶滅した鳥の歌
第八章 仮想美少女は毎夜悪夢にうなされる
第九章 インディアン・ペール・エール
第十章 ガール・イン・ザ・シェル
第十一章 ブレイン・マシン・インターフェース
第十二章 仮想美少女シンギュラリティ
みなさんVRを体験したことがありますか?
その場には何もない(自分とVR機器しかない)はずなのに、装着した瞬間からそのバーチャルの世界が広がります。
自分の目で確かにそのバーチャルな場所な空間を見ていて、見渡しても360度景色があります。
自分でいて自分じゃないような、不思議な感覚になりますよね。
この本は、主人公が見ている情景が、まるで自分が見ているような感覚になります。
私がこの本を読んでゾワっとしたこの感じは、恐怖なのか好奇心なのかそれとも別の感情なのか。
そして考えさせられたのが、こんな世界がもう目の前まで来ているんだなってこと。
この話はフィクションですが、普通に遠くない未来なのが容易に想像できました。
私がこれを読んでて思い出したのが、アメーバピグでした。
(私もやってた!僕も!っていう同士の方はぜひ教えてくださいw)
自分のアバターを動かして別の場所に移動したり、逆に他の人が自分の家に遊びに来たり。
イベントも開催されていてそれに参加したり、自分の分身が遊んでいるような感覚でしたよね!!
これが、VRによって自分の"感覚"を持ってバーチャルの世界を体験できるようになるんだろうな~と思います!
行ったことのない場所や過去にあったけど失われてしまった場所、遠くて行けない場所、そんな場所に行くことができたらなんとも神秘的というか・・・。
幼少期に遊んだ思い出の場所とか、悲しい場所や感動した場所、いろいろありますよね。
そんな場所に行けたらどんな感じだろうなって思うと、
あ~~~ほんと、不思議な感覚。説明が難しいから、とりあえず皆よも!(笑)
内容自体はそれほど長くないのですが、でも深くて、サラサラと読んでしまうぐらいテンポが良かったです。
普段本を読まない人も、ぜひ読んでみてはいかかがでしょうか??