パパ活や兄活という言葉が世間に浸透してかなり経ちますが、twitterなどをみていると「パパ活とかいうけど結局援交でしょ」という論が結構目立つ。
世の中のパパ活女子は目をしかくにして、「パパ活と援交を一緒にしないで!」というけれど実態はどうなのだろう。
これは半分正解で、半分間違っているというのが結論のように思う。
似たような事例として
出会い系サイトvsマッチングアプリ
転売vsせどり
のような構造があるように思う。グレーなマーケットに対して、真新しい言葉でリブランディングをすることで、あたかも完全に別物のように見せるための広報戦略が下地になっている。
もちろん、上記は実際に別物であるケースがほとんどであるが、その違いが曖昧なものが多いのもたしかである。
パパ活と援交の場合は果たしてどうなのだろう。
一般的には
パパ活=裕福な男性が若い女性を支援する目的でお金を渡すこと。女性は対価として一緒に食事をしたり、デートをする
援交=若い女性、特に未成年の女性が男性と性交渉をもつ代わりに金銭を受け取る
というニュアンスの違いがある。
パパ活はあくまでも支援であり、援交の方がより交換関係にあるようにみえるのは確か。実際に食事のみでパパ活を行いお金を稼いでいる女性はいるし、援交でエッチをしてない男女はごくまれであるし、もはやそれは援交ではない気がする。
しかし、パパ活で大人あり、つまりエッチありのパパ活をしている女性も存在しているわけで、これが援交ではないかと問われた時に否定するのは難しいだろう。
大抵の物事は意外と多面的な意味をもつ良い例かもしれない。