NFTが話題になっていますね。NFTは非代替性トークンという意味です。「代わりの物が存在しない=本物が限定される」ということで、アート作品などがNFTとして登録されることが多いです。
NFTはブロックチェーンで管理すれば、そのブロックチェーンが亡くならない限り、失われません。ここで私が重要だと感じたのが、
(A) ブロックチェーン上にはリンクだけあり、画像自体は別にある
よりも
(B) NFTに登録する画像等のデータもブロックチェーン上に載せる
が望ましい、ということです。
書籍に例えると、「(A)は、本のタイトル・目次・著者名だけをブロックチェーンに載せる」です。「(B)は、本のタイトル・目次・著者名はもちろん、本文もブロックチェーンに載せる」です。どちらが良いか、は一目瞭然でしょう。
もちろん、(B)の方法もデメリットはあります。「ブロックチェーンに登録するデータが多くなる」「データを登録するコストが増える」というものです。
ただ、このデメリットは、「NFTが失われないことを保証する」ためのコストとしては受け入れられる、と私は思います。
既に、(B)パターンのNFTは存在します。
COMSAは、Symbolブロックチェーン上にNFTを登録します。NFT自体がブロックチェーンに載ります。COMSAではオールオンチェーンNFTと呼んでいます。
NFT-Driveも、NFT自体がSymbolブロックチェーン上に載ります。NFT-Driveではフルオンチェーンと呼んでいます。