セルフGOXすると、その分の仮想通貨が死んでしまうので、それをなんとか解消できないか、と考えました。きっかけは、ボクが死んだら手持ちの暗号通貨はどうなるの?という記事です。
セルフGOXとは、自分の仮想通貨アドレスの鍵を紛失して、そのアドレスから資金を動かせなくなった状態のことを呼びます。
すごく簡単です。
というものです。セルフGOXかどうかを決めるのが面倒ですが、一定期間取引が無かったアドレスをセルフGOXしたアドレス、と判定します。
そして、セルフGOXしたアドレスの残高は、最後に入金されたアドレスに返金します。返金する金額は入金された金額まで、とします。最後に入金されたアドレスに返金してもまだ残高がある場合は、最後から2つ目のアドレス、3つ目のアドレス、に順次返金します。
例
1.アドレスAからアドレスXに10XEM送金
2.アドレスBからアドレスXに10XEM送金
3.アドレスXからアドレスCに5XEM送金
4.アドレスXがセルフGOX。このとき残高15XEM
5.アドレスXからアドレスBに10XEM返金
6.アドレスXからアドレスAに5XEM返金
なお、アドレスBに15XEM返金しないのは、このGOXルールを悪用して稼ぐ可能性を防ぐためです。
※簡略化のため手数料の計算は省略しています。
このアイデアのデメリットととしては、「一定期間」を適切に決めないと役に立たないが、適切な期間はどれくらいかが不明、というのがあげられます。この期間が短ければ、値上がり益狙いで仮想通貨を長期保有している場合もセルフGOXと誤判定してしまうこともあります。
この制度適用を希望するアドレスのみ、この仕組み適用にする、などが必要かもしれません。
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