気軽に、セルフネイルをするのが好きなのですが、落とすタイミングが分からず、いつもちょっとハゲてきてから、落としています。私としては、ギリギリみっともなくなる前にと思っているけれど、その日初対面の人からしたら「なんてズボラだろう」と思われるかもしれません。そして、落とそうと気付いてから2日ほど落とすのを忘れてしまう事も、稀によくあります。そういう時は、おしゃれだと思ってしているネイルが逆に自分の生活の煩雑さを示してしまうというマイナスプロモーションとなってしまいます。日本では。
フランスに留学していた時、大学の隣のカフェでエスプレッソを飲んでいたら、おじさんが話しかけてきました。なんか爪の事を言っています。その時の私の爪はターコイズのネイルが、ハゲていて、ちょっともうみっともない状態でした。
私は、「さすがファッションの国。外国人にも身だしなみを整えるように諭すのだな」と思い、話を聞き始めましたが、よくよく聞いてみると、ネイルのターコイズが私のハンドバックの色と同じでトータルでコーディネートできていることを褒めてくれていました。
まさかの、このハゲかけネイルで褒められるとは!びっくりしました。これだけでなく、フランスでは完璧でなくても何か工夫していることを褒めてくれるような気がします。一方、日本では完璧な状態でなければ人と違うものをするのに少し抵抗があります。これはとても面白い違いでした。
もちろん、私は日本人なのでやっぱりハゲかけてるネイルはみっともないなぁと言う気持ちが拭えません。と言うことで、最近ははげてかきたネイルは金継風にごまかしています。ちなみに金継ネイル、フランス人にはさらにウケが良いです。
MIO
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