10連休である。ここ数日大阪では雨が降ったり降らなかったり降ると思わせて降らなかったり、結局どこにも出かけられない日々が続いている。本当は京都に行ってぶらぶらしたかったのだが、仕方なくコワーキングスペースをドロップインして溜まった作業を消化する日々だ。
というわけで、令和の初っ端から今日も今日とてコワーキングスペースを使ってこの記事を書いている。
コワーキングスペースの紹介に入る前に、著者の立場を明らかにしておこう。
・大阪には観光目的で滞在している
・OL
・電源がある場所でノートパソコンを使ってうっかり取りすぎたeラーニングを消化するのが主な目的(連日連日疲れたので ALIS の記事執筆に逃げている)
つまりこの記事は、大阪が地元ではなく、祝祭日にどこか集中できる作業場所を探している企業勤めの会社員が書いたもの、そういった人向けの記事であって、他の事業主と交流したいとか、地元を盛り上げるなどの目的ではないことに留意していただきたい。
最初にコワーキングスペースに共通する利点を5点挙げる。
・滞在先(自宅)と違ってより集中できる環境が整っている
・図書館と違って飲食できる
・図書館と違ってノートパソコンを使える席が十分用意されている
・カフェと違って電源が十分用意されている
・カフェと違って長居しても店員の目が気にならない
以上は私が「お金を払ってでもスペースを確保する理由」でもある。前置きが長くなったが感想を書いていこう
1. OBP アカデミア (最寄駅:JR 京橋駅ほか)
https://obp-ac.osaka/coworking/index.html
◎景観(大阪城を眺めながら作業できる)
◎フリードリンク
◎スタッフ
◯アクセス
△手続き(書くことが多く面倒)
△料金(1時間500円上限なし、例えば8時間利用で4,000円)
初めてコワーキングスペースへ訪れてもスタッフが丁寧なので安心という印象を受けた。フリードリンクを飲みながら作業ができるラウンジスペースと、集中度が増すこと請け合いな私語禁止のライブラリースペースの間はガラス戸でしっかりと区切ってある。利用したのは落ち着きのあるブラウン調のラウンジスペースのみではあるものの、大阪城を見ながらリラックスして作業することができた。今回の3件の中で景観が一番よかったのはここだ(好みの問題もあるが)。惜しむらくは料金か。せめて上限2,000円程度だったら通いやすかったかもしれない。
2. Blue+ (最寄駅:各線梅田駅ほか)
https://bluetas.com/
◎活気
◎電源
◯料金 (1時間250円、上限1500円・税抜き)
◯アクセス (コンビニがすぐ近く)
◯スタッフ
△景観 (高速が目の前)
△お手洗い(ハンドソープがない)
良くも悪くもアットホーム。Google レビューに「私語がうるさい」とある。うるさいと感じるほどではないが多少はある。とはいえ帰り際、スマホを置き忘れたがゆえに戻った私に「すぐ気づいてよかったですね〜」と店員さんが一声かけてくれホッとした。訪れた3箇所の中ではアクセスの良さからか料金設定からか、打ち合わせするグループなどが集まり一番活気があった。私のようなコワーキングノマド以外の利用が多いのかもしれない。電源は見間違いの思い違いでなければ、1席にコンセントが5つあった。景観は仕方なし。お手洗いもビルの古さを考えれば仕方ないので古さに言及はしないが、ハンドソープがあると嬉しい。
3. 小さなビジネスサロン (最寄駅:各線梅田駅ほか)
https://sbs.softlife.net/
◎料金 (終日利用780円)
◎アクセス
◯景観
◯おしゃれ・綺麗さ
△気軽さ
※女性専用
女性専用のコワーキングスペースである。雰囲気はネイルサロンかカットサロンといったところ。というより、そもそもネイルサロンとしても利用ができるらしく、貸ネイルブースの用意がある。終日利用して1,000円でお釣りがくるので、お金を節約したい女性であれば利用しない手はない。ただし簡単な会員登録が必要で、会員登録した翌日から予約可能のため、上2箇所と比べれば気軽さという点では劣る。GWの最中に来ているからか、コワーキングスペースの利用者は私以外いない。メインは「コンシェルジュサロン梅田」や「ソフトライフ」らしく、「小さなビジネスサロン」という名前で看板を出していないことに注意が必要。これらのオフィスを兼ねているらしくスタッフがバタバタする時もあるが、気になるほどではない。
滞在先に自習できる環境が整っていないため、こういった場所は本当にありがたい。実のところ今回初めてコワーキングスペースを使ってみたが、(自習目的で使う場合)カフェと図書館の中間といった印象を受けた。資格取得に向けて集中する必要があるので、地元に戻っても利用するだろう。その時はまたこういった感想を上げるかもしれない。