ウクライナ侵略が未だに止まりません。連日のニュースでウクライナ国民の他国亡命のニュース、女性や子供の避難を目にしいたたまれません。その中、ウクライナ男性がウクライナ国内に戻る様子が報道されていました。「外からでは何もできない。ウクライナを守る」と勇敢な姿が映されていました。ウクライナ軍も闘い、健闘しているとのことです。Twitter上ではウクライナ勇士軍に日本人が70名ほど志願したそうです。皆様の無事を祈ります。
ウクライナでは都市機能の停止に伴い、金融機能が停止しています。ルーブルの大幅下落、そしてウクライナが寄付金をビットコインとイーサリアムで受け取るという動きが出てきています。そのことが要因なのかわかりませんが、ビットコイン・イーサリアムが高騰しています。さらに、EUの暗号通貨法からビットコイン禁止が削除されました。つい先日ビットコイン禁止になり、下落の原因の一因となったものが、一転しました。
寄付金はすでに10億円ほど集まっているようです。
日本人の勇士軍への志願・寄付金等民間のウクライナへの支援は広まっています。ロシアの世界経済からへの締め出しも始まっています。岸田総理もSWIFT(国際銀行間通信協会)からロシアの銀行を一部排除も決めています。筆者の印象としては、腰の重い日本ですが、そのトップから、スピード対応が必要との言葉も出てきていて、頼もしく思います。日本が腰が重い原因の一つは、北方領土問題だと思います。一歩間違えれば、ウクライナで起こっていることが日本へ起こりうることも考えられます。ですが今こそ頑張りましょう。
さてさて、今回はやはり有事の際のビットコインという言葉は健在だったと、改めて思いました。一時不透明感から売られ、侵略が始まっても下落、金が買われ上昇とビットコインの下落が止まらず少し????と思っていましたがここにきて戻ってきています。
中央集権型の銀行は国が機能しなくなれば、使えなくなりますが今回は国としてのウクライナがビットコイン・イーサリアムで寄付を受ける。分散管理の本領発揮といったところでしょうか?
テクノロジーは走り出したら止めることができない。いくら規制をかけても大きくなっていく。日本ももう少し柔軟にならないといけないかもしれません。かつて仮想通貨先進国と言われた日本が、今や仮想通貨後進国となってしましましたから…
今回は、金融に動きが出てきましたのご紹介させていただきました。壊すのは一瞬、築くにはとても大きな時間がかかります。人々の心も元通りとはいきません。
一日でも早く平和な日常がウクライナに戻りますよう祈っています。