17日のさらなる下落と全戻しからはヨコヨコです。
レンジと言いたいところですがレンジです。
ダウも日経平均も昏睡状態なので連れ立って下がっている印象ですが、
市場から抜けた資金はどこかに投資されます。
暗号資産の規模からすると一部が回ってくるだけでも上昇に寄与します。
そして今一番期待しているのが、
「ビットコイン半減期への上昇期待が打ち砕かれる」こと。
リーマンショックを経験したことから、中央集権に対するアンチテーゼとして生まれたビットコインですから、ここで消失するという目はありません。
ビットコインといえば採掘が無ければブロックチェーンの価値の保存も絵に描いた餅。
つまり、ブロックチェーンもビットコインも表裏一体です。
ビットコインの送金需要が崩壊し、マイナーが全て撤退しない限り、現状の実需は無くなりません。
その中でも半減期はマイナー採掘報酬が半減するイベント。
マイニングマシンの性能・コスパなど諸条件はありますが、報酬が半減するため現在価格から倍にならないと採算が取れないわけです(※)。
(※その他要因を全く考えないものとする。採算ベースはおおよそ3800-4200ドルと仮定しています)
つまり、どんな手を使おうが価格は上がると考えます。
しかし下がっています。現物売りです。
しかもリーマン級の金融資産総崩れにBTCが連動しているとあれば、「半減期は上がらない」と考える人が増えます。
チャート見ていただければ分かりますがこの下落は「誰かが買っているから値が付いている」のです。
彼らは慈善事業でビットコインを買っているのでしょうか?
恐らく違うと思います。
価格上昇を見込んでいるから買っているのです。
この超下落から更なる下落を見て「半減期は上がらない」と手放した人たちが買いなおすことを見越して。
というわけでチャートです。
分厚い雲にひかれたライン。
赤にしろ青にしろ、上昇すると考えます。
一番下の白ラインは、割ると相当下がるので必死で守られています。
むしろ一旦落ちてくれた方が上昇としてはスムーズかと思います。
青で上昇した場合は、短期でかなり下へ戻す可能性もありますのでどうぞお気を付けください。
ほな。