友人のFacebookを見ていたら美味しそうなラーメンの投稿がありましたのでそのお店に行ってきました。
最寄駅は横浜港北区の綱島駅。
事後にお店を調べてみたらミシュランビブグルマンにも選ばれたことのある「中華そば 多賀野」出身の方がやってらっしゃるお店らしい。
だったら「その修行してたお店の方が近くね?」と思っても気が付いたのは家に帰ったあとだったので後の祭り。だって行く前はそんな有名店の系譜だなんて思わなかったんだもん。
そんなわけでラーメン食べるためだけに50kmの距離を自転車で往復しました。
そんな話はさておき話を本題に戻しましょう。
綱島から高田方面に向かったところにあるため、まずは綱島街道で向かいます。東京から横浜方面に向かって鶴見川手前の綱島交差点を右折するとすぐに東横線の高架が目に入ります。
この道を道なりに進んでいきます。歩いてだと結構な距離じゃね?と思う頃に右手にLAWSONが見えてきたらあと少し頑張りましょう!
このLAWSONの先で左に曲がれる二つ目の角を曲がると八百屋さんの手前左側にお店が見えてきます。
繰り返しになりますがそんな有名店出身の方のお店とも知らず突撃しましたが、あとで食べログで調べたら10人待ちみたいなコメントもあるお店なのにこの日待ちなしだったのはラッキーだったと思います。
お店の外観を写真に撮ろうとウロウロしていると、店員さんがさっとお店から出てきて「お一人ですか?」と迅速な対応で、まずは食券を買うよう誘導されます。
なので入店前に外観の写真は撮れませんでした。しかし前回の北新地でのオードリー春日の「トゥース!」のような恥ずかしい思いをせずに済んだことを考えると感謝の念に堪えないところです。
メニューは、「中華そば」「塩そば」「ごまの辛いそば」「つけそば」「辛いつけそば」の五択。
あとで調べて知ったところではご主人が修行したミシュラン「中華そば 多賀野」の推しメニューは辛いそばだった模様。でもそんなこと知らないのでつけそばを頼んでしまいました。
せっかくなら辛いつけそばにしておけば良かったと思ったのは後の祭りその2…
食券を買ってから外で待つよう言われるのですが早々に案内され着席します。
席に座るとこんな貼り紙が目に入ります。
肉は国産がイイ!とか意識低い系のくせに気にしちゃっているオッサンは思わず感動します。なんだかグイグイ期待値が上がっていきます。
でてきたつけそばがコチラ
またもやバカ舌なのに通ぶってまずはレンゲでつけ汁の味を確かめようとしたりします。
口に含んでから気が付いたのはつけ汁はそのまま飲むものではないということでした。舌だけではなく頭もバカが調子に乗ってはいけないということまで気付かされたのは後の祭りその3。(´・ω・`)
あらためて麺に絡めていただきます。
全粒粉入りで(多分)加水率高めの麺は小麦の味はそこまでしませんが(←バカ舌)敢えてそうしたのでは?と思わせるくらいその味としっかりしたコシとプリっとした食感が濃いめのつけ汁と素晴らしいバランスで調和しています。完成度タケー!( ゚д゚)
ちなみにつけ汁は甘めの濃いめ。濃いめとはいえ醤油の辛さなどはなくしかも口の中に醤油の濃さを残さないのはこのダブルスープのせいでしょうか。動物系は比内地鶏で滋味が溢れるも臭みのない素材、魚介系はしっかりした節の中に煮干しが微かに香る感じ。これまた素晴らしい!
あぁ、他のブログを見ていたら麺にダイレクトに七味をかけ、その麺をつけ汁につけていただくのがオススメとか書いてありました。味を思い出しても絶対しておくべきだったと悔やまれます…。
そして特製にはしっかりした厚みのあるチャーシューが4枚もついてきました。中華そばには間違いなく合うでしょうし私はもう堪らなく好きなタイプ(しかも国産なんて!)なのですが、ちょっと脂多めに感じました。温められていなかったせいかと思います。汁につけておくかつけそばであれば温まった状態で供されていたら思わずおかわりするレベルなのに。
ちなみにつけ汁の中にはダイス状のチャーシューがゴロゴロ入っているので特製でなくても満足できる内容です。ナンテ素晴らしいんだ!( ゚д゚)
この日、暑い中を自転車で走ってきたただのオッサンは汗かいた太ったオッサンになっていたワケですが、そんなはた迷惑でしかないオッサンにも丁寧かつ気持ちの良い対応のご主人および店員さん達でした。お腹だけでなく感謝の気持ちまでいっぱいにさせられた名店です。
店名:中華そば 笑歩
住所:神奈川県横浜市港北区綱島西3-22-14
電話番号:045-717-7622
営業時間:11:30〜15:00
定休日:火曜