グッドモーニングマウンテン!502おじさんです。
ALISの報酬配布が始まりましたね。おじさんの書いた記事にも6いいねがつき、5ALISほどもらえていました。
今の1ALIS=32円くらいとすると、160円ですね。ポテチが買える!
たくさん記事を書いたり、他人の記事をいいね!しまくってたアリサーの方々の中には500ALIS以上もらった人もいるようです。15000円以上の評価額。すごい!
「父さん、会社をやめて、ALISで食ってこうと思うんだ」みたいなことを言い出すインフルエンサーまで湧いてきました。その気持ち、よくわかります。
しかし、世の中はそんなに甘くありません。結論から言うと、今の時点ではALISは大失敗プロジェクトになります。
年間ALISインフレ率は確か10%。総発行枚数が7500万枚なので、1年で750万枚が報酬分として増えることになります。つまり、1日あたり2万枚弱増える。
もし、3日に一度、配布されたALIS全てがCryptopiaで売られると、現在の時点で3200Satが265Satまで、実に92%下落することになります。そしてこのサイクルが繰り返されていけば、ALISはほぼ無価値のトークンになります。
会社を辞めて記事を書き続けても、ただの無価値な電子ゴミを貯めていくことにしかなりません。
ALISのサービス開始前は、「ALISには保有数に応じて報酬が多くもらえるインセンティブがあるので、そこまで売り圧はないのでは」と言う意見もありました。しかし、私がTwitterで行っているアンケートでは、現時点で実に65%の人が「もらったALISを全部売る」と回答しています。
これは明らかに、報酬付与設計のミスです。ALIS運営が想定していたトークンの流動性と著しすぎる乖離が、あります。報酬で得たALISの移動を制限しても、この問題の抜本的な解決にはなりません。
これを解決するには流動性を高めるために大手取引所に上場するとともに、トークンの買い動機を持たせるような機能を実装するしかありません。が、今のALIS運営とコミィニティに、この売り圧に対抗するだけのミラクルな施策が短期間のうちに打ち出せるかと問われれば、まず無理なんじゃないでしょうか。
私たちはもうすぐ、暗号通貨史上で類を見ない大暴落劇を目の当たりにすることになるかもしれません。