どうも、神社参拝系ALISブロガー、のらねこです。
最近QR決済ばかり使うことが多く、電子マネーEdyの使用頻度が下がっています。
残高が50円あるのですが、いったんクリアしたいなあと思っていました。
ピッタリ買い物をするのも面倒だし、どこか寄付できる場所は無いかと思案していたところ、電子マネーでお賽銭ができる神社があることを知りました。
東京だと愛宕神社がEdyでお賽銭ができるらしいとのこと。
そこで5月某日、東京メトロ日比谷線神谷町駅から愛宕神社へ向かいました。
神谷町周辺はオフィスビルが多く、愛宕グリーンヒルズなど高層ビルも立ち並ぶ、ハイソな地域になっています。
到着。
鳥居から続く階段は「出世の階段」と呼ばれています。
由来は江戸時代、徳川3代将軍・家光公がこの地を通りかかった時、この神社のある愛宕山に咲く梅を見て「誰か取ってまいれ」と言ったものの、階段が急なので家臣は誰も行かない。
その時、曲垣平九郎という讃岐丸亀藩の藩士がこの階段を馬で登り降りし、全国にその名を馳せたというものです。
事前情報だと足を止めずに登ったほうがいいらしいので、休まず登り続けたのですが、見てのとおりキツい角度。すぐに汗が吹き出してきました。
汗をかきながら登っていると、
「オレはようやく登り始めたばかりだからな。この果てしなく遠い出世の階段をよ・・・」
などと、漫画「男坂」最終回のような台詞が頭に浮かんできます。
まあ、この出世の階段も男坂と呼ばれているので、あながち間違ってはいないんですけどね。
階段を登りきると本殿に到着。
手水場で清めてから参拝。さて、ではEdyでシャリーンと・・・って、無い?
かざそうにもリーダーが無いですよ?
賽銭箱はもちろんありますが、リーダーは見当たりません。
おかしいな、どこか別の場所にあるのかかな・・・?と思って改めてネットで確認してみると・・・
2014年から楽天側から提案を受け、1月4日など特定の時期のみ電子マネー(Edy)による賽銭も受け入れている
※Wikipediaより
・・・仕方なく硬貨でチャリーンとお賽銭を入れてきました。とほほ。
ちなみに本殿左手に招き石があります。
この石に触ると福を招くそうなので、さわさわと触ってきました。
社務所に行くと猫が2匹いました。三毛猫と白猫の1匹ずつ。
よく見れば左耳がカットされているので去勢手術済みのようでした。
神社で飼われているのか人が近づいても逃げもしません。
なので、参拝客からモフモフされていました。
当然、私もモフモフ。
境内には池もあり金魚がたくさん泳いでいました。
この日は暑い一日でしたが、この場所は涼しい雰囲気を醸し出していました。
帰りは出世の階段を降りてしまうと・・・急で降りにくいですし験担ぎ的にも良くなさそうなので、池の脇にある出口から続く階段で降りました。
こちらは女坂と呼ばれており、皆こちらから帰っていました。
この愛宕神社、電子マネーでお賽銭という目的は果たせなかったものの、都心にありながら雰囲気が良い神社でした。