

僕が実験した訳じゃないけどね。
水曜日のダウンタウンの動画を見ててね。
「歳を取れば取るほど1日が短く感じる説」ってのがあって。
今更それ?誰でもそう感じるじゃん。って思うでしょ。
でもあの番組が異常なのは、実際に人を外界から遮断された部屋に閉じ込めて、24時間経ったと思ったら出て来て下さい、って実験をするところよね。
20代、40代、60代、80代の人を部屋に閉じ込めて。番組的には 80代から順番に部屋から出てくれば説が成立って趣旨でやっていたのだけど。
結果は、
20代 15時間
60代 15時間
40代 23時間
80代 35時間
の順番で部屋から出て来て、「時間の感じ方は人それぞれらしい」って結論で終わってたんだけど。違うよね、これ明らかに規則性あるよね。
60代の15時間を飛び値として削除すれば、
20代 15時間
40代 23時間
80代 35時間
こうなる。
さらにここで、番組が前提としていた年を取った人が早く出てくる、を考える。
これ間違ってるよね。
若い人は時間を長く感じるんだから、まだ実際に24時間経ってなくても体感時間的にはめっちゃ時間が経ったような気がしてしまうから、早く出て来てしまう。
老いた人は時間を短く感じるから、実際に24時間経っていても体感時間的にはまだそんなに経っていないと感じてしまうから、なかなか出てこない。
だから若い人から順番に出てくる方が正しいはずだ。
数学的には、それぞれの値を24で割ってプロットし指数関数で回帰曲線を表す。

実験の結果からこのように、年を取れば取るほど1日を短く感じることが示された。
50歳で1なのが新鮮だ。
人類は50歳の時に地球の自転と体内時計がシンクロするらしい。
20歳は50歳に比べ1日の長さを1.5倍に感じ。
80歳は50歳に比べ1日の長さを0.7倍に感じる訳だ。
80歳は20歳と比べると凡そ半分の短さに感じるということになる。
サンプルが1組の結果としては結構良い結論なのではないかと思われる。
ちなみに、60代は被験者がルー大柴さんだったので、これはもう特殊な60代だったとしてデータを無視しても妥当なのではないかと思っている。
あのね、これ結論は、うん、知ってた、って感じだと思うのだけど。
原理が体内時計ってところが新しいと思うんよね。
よく言われる年を取ると時間が短くなる説は、人生色々経験してしまい新鮮なことがなくなるからそう感じる、的なやつだと思うんよね。
僕もホントかどうかはともかく何となくそういうもんかもと思っていた。
だから、年を重ねても新しいことに挑戦する気持ちを忘れないようにすれば、気づいたら一年終わってたなんてこともなくなる、みたいな話もそうかもなと思っていた。
でもこの実験からすると違うっぽい、単純に体内時計が年を取れば取るほどゆっくり進むようになるから相対的に1日の長さが短く感じるようになるってだけの話だ。
新鮮な経験がとか、関係ないじゃーーーーん、意識高い系精神論だったようだ。
後はね、体内時計がバグってる60代としてルー大柴さんを研究すれば何かわかるかもしれないとか、単にせっかちな性格なだけだとか。











