

深夜の暗闇は身近な異界である。
その異界を怖れ、人は暗闇を照らすのだ。
だが、深夜の街灯の光は本当に異界を退けているだろうか。
むしろ、向こう側の世界をこちら側に映し出しているように感じる。
深夜の街灯の光が照らし出すのは、
普段見ているこちら側の世界ではない、
本来ならば暗闇の中にあるはずの向こう側の世界なのだ。



という写真が撮りたいな、と最近思ってきた。深夜に歩いていると、暗いところよりも、むしろ街灯に照らされているところの方が不気味に見えることがある。
本来、街灯は暗闇を祓うために置かれているはずのものだ、街灯の下は昼間の世界と同じはずである。確かに都会の街中を照らすような灯りならば、その下は昼間と変わらないだろう、だが暗い夜道に1本だけ立つような街灯の下は、どうもそういう風には見えない。むしろ、その灯りの下には何か見てはいけないものが見えてしまっているのではないかという気がする。
深夜の街灯の下をじっと見てはならない、其処に映るは此の世に非ず。
らしい説明になっているだろうか。とりあえず撮った写真に、らしい説明を付けてみてはどうかと言われたのでやってみた。何となく撮ってきた写真をまとめて見てみたら街灯の写真ばかり撮っていることに気が付いたので、これは何を思って街灯ばかり撮っているのだろう、と考えてみた結果こんな感じの説明が出来上がった。
次からはこのテーマに沿った写真を撮るように心掛けて撮ってみたいと思う、最初からテーマを決めて撮った場合、何となく適当に撮ってきたものと比べて、少し違うものが撮れるのだろうか。ちなみに上の3枚は個人的には結構気に入っている。
街灯以外だとこんなものを撮っていた。


これらも何か惹かれるものがあったから撮ったのだと思うのだが、これらのどこに惹かれているのか上手い説明が出て来ない。深夜の公園と深夜の神社なのだが、どちらも見つけたら撮って集めようかと思っている。
神社の方は何故か「六」と書いてあるので少なくとも「一」から「五」はありそうだ、どこにあるのだろうか、探し出して全部の番号を集めたい。もちろん深夜に。
せっかくなので、今日は珍しく昼間にうろついたので、その時の写真も。
流石に深夜はちょっと寒くなってきたので、暖かいうちに出掛けてみたのだ。

田舎、しかし散歩するならこういうところの方が良い。

神社。

結構ちゃんとした建物だった。

山の上にあるので人がいない、今度は深夜に来てみたい。

お屋敷、武士が住んでそう。
昼間の散歩も悪くない、犬の散歩をしている同じお爺さんと何度も擦れ違わなければ悪くない、怪訝な顔で見られた、犬か、犬がいないからダメなのか、僕も犬を連れていれば良いのか、犬は連れていないが武闘家と僧侶と魔法使いは連れているぞ、スマホの中から出て来ないが。
もう一つ、ついでに気が付いたことを書いても良いだろうか。
1日1記事にすると書く内容が増えて結局2つ書いてるのと変わらなくなる説があるような気がしてきた。1日1つしか書かないなら、これは使うタイミングが無いな、と思ったものを、勿体ないからついでに使ってしまおう、と書いてしまっている。
こういうのは書くことが無い日のために取っておけば良いと思うのだが、ずっと昨日今日あったことをすぐ書くというスタンスでやってきたので、すぐ書きたくなってしまうのだ。この辺のバランスも慣れていかねばならないのかもしれない。
ーー おしまい ーー

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