
みなさん覚えているだろうか。Zaifのバグにより0円で2200兆円分のビットコインを手にした男メンメンさんのことを。2018年2月、突如としてZaifの売り板に20億BTCが売りに出され、大騒ぎとなった事件だ。
Zaifには簡単売買という機能があり、Zaifが所有している仮想通貨を直接売買することができる。しかし、システムトラブルによって、ビットコインとモナコインが0円で購入できる状態となってしまったのだ。
それに気づいたメンメンさんは試しに購入してみたところ、なんと21億ビットコインが買えてしまったというのだ。当然、アカウントの残高にも反映され、売り板にも出せる状態だった。
購入したユーザーは複数いたようだが、その一人メンメンさんが名乗りを上げた。もともとユーチューブに動画を投稿していた方のようで、ユーチューバーと言えるだろうか。
「もみ消されるのも、犯罪者扱いされるのも嫌だった。自分を守るために証拠としてユーチューブに動画を上げた」とのこと。
メンメンさんがZaifに連絡をしたところ、突然アカウントが凍結されたという。その後、アカウントのロックが解除され購入前の状態に戻されたようだ。
この件に関してメンメンさんは、「怒りというより呆れかえっています」と言葉を残している。
21億ビットコインを手にしたときの動画は60万再生を超えているようだ。その後の事件に関わる動画も数千〜数万再生となり、かなりの再生数を稼いでいる。
ユーチューバーとしての知名度を稼げたのでは、と思ったのだが、動画を見てみると、広告が貼られていないようだ。
詳細欄には支援をしてくれる方を募集しており、口座番号やほしいものリストを公開している。
他にもふわっち、ツイキャスなどライブ配信を行っているようだが、一桁から二桁のリスナー数となっており、メンメンさんの話題性はなくなってしまったように伺える。
どうやらメンメンさんは、売名行為をしたかったわけではなく、現在は純粋にライブ配信を楽しんでいるようだ。










