どうしても不思議に思いALISの記事にすることにした。
カラオケに行っても、靴を買いに行っても、ご飯を食べに行っても今はほとんど全てのお店でアプリのインストールを勧められる。アプリをインストールすれば買い物をするたびにポイントが加算されたりアプリ会員限定の料金でサービスを利用することができたりする。お店でアプリのインストールを推奨する理由としては、顧客情報の管理のしやすさや最新の情報を送ることができたりといったことがあるのだろうが、ユーザー視点で考えずにただただ流行に流されてアプリを推奨する店が多すぎるので不思議に思った。(半分愚痴)
アプリというのはユーザーからすれば、身近に持つ携帯で会員証明ができることでたくさんの会員証カードを持たなくてよくなることや、カードを忘れなくなることなどが挙げられる。よって頻繁に使う店に対してはかなり便利になるのも事実であるが、しかしそれでもユーザーのことを考えてないだろ!と感じた事例を共有したい。
とある飲食店での経験談である。その飲食店は和食で価格設定は2000~3000円/人であり、顧客層としては50才〜の方が利用している場所であった。実際私も祖父母とそこで食事をした。そして祖母が会計をしようとすると、レジに少し列ができていた。何事かと思い話を聞くと、これまでカードで貯めてきたポイントはアプリをインストールしないと無効になってしまうということでこれまでカードに何百ポイントと貯めてきたものが無効になってしまうと言う焦りから女性が口論をしていた。
女性はガラケーを差し出して「アプリ入らないって言ってるでしょ!」と言っていた。それも尤もである。実際ガラケーの層は少なくない。特に高齢者にはまだ多く存在するゆえ、高齢者に支えられているサービスが流行に乗ってアプリのインストールを推奨し高齢者に不便をさせているのが気持ち悪く感じた。
これはまあこちらにも非がある気がするために二番目に持ってきたが、カラオケの話で、学生証明をするためにアプリをインストールしなければならないというものであった。学生証では足りなく、アプリをダウンロードして個人情報を打ち込みユーザー登録をすることで初めて学生としての料金でカラオケできるというシステムであった。
このアプリをインストールするのに謎にすごい時間がかかり、全然カラオケが始まらなかった思い出がある...
このようにアプリというのは非常に便利であるが、ただ流行に流されてユーザーのことを考えていないアプリが増えているのも事実であると思う。..という報告です。