
こんばんは、さっきーです。
このご時世、「なんぞや」と思うような業態のお店が色々ありますよね。
ふくろうカフェ、メイドカフェ、出会い喫茶、ネットカフェetc
私は、キャバクラ以外の
いわゆる「女の子のお店」について全く知りません。
ガールズバーやスナック、ラウンジなどにもほとんど出入りしたことがありません。
ましてやコンカフェなんて
""名前を知っている""程度です。
ほぼメイドカフェのようなもの、という知識しかありません。
先日、
以前ツイッターで見かけて一目惚れした
かわいこちゃん(元アイドルのシオリチャン)がいるのですが、おもむろにこんなツイートを放出しました。
なんと2日間限定でコンカフェで仕事、いやお給仕をするというではないですか。
更には、場所が自宅から徒歩圏内でした。
そして私の仕事は土曜日が休みです。
そして しおりちゃんは「見に来て欲しいナ」と発信しておられます。

自宅でゲームしながら、40分悩みました。
こんな自分が、あの美しいシオリチャンの前に現れていいのだろうか。
気味悪がられたりはしないだろうか。
インターネットで画面越しに応援して言葉を届ける関係のままの方がいいんじゃないか。
自分なんかが行っても、彼女を気持ち悪がらせてしまうんじゃないのか。

私は6年前までライブキッズ(という名のバンギャ)だったのですが
当時、対象に会いに行かないタイプのファンの人を心のどこかで下に見ていた。
ツイッター上で
「◯◯くん、会いたいです!会いに行く勇気が出ません!
気愛送ります♡」
などとリプを送るタイプの人種を、ネットファンと呼んでは小馬鹿にしていた。
彼女たちは時間やお金を惜しんでいるだけだと思っていた。
好きなら現場に足を運ぶべきだと、そう思っていた。
時を超えて、今日やっと彼女達の気持ちが分かった。
憧れの人に
会いに行くのは、怖いのだ。
会いに行くのは、勇気がいるのだ。
好きな相手に好意を向けて、気味悪がられるのは、とても怖い。

わたしはコンカフェを知らない。
メイド喫茶のようなものということは知っていたので、彼氏に電話をした。
「急なんだけど、かくかくしかじかで、
私がしおりちゃんって人のこと好きなの知ってる!?
あ、知らない!?
今日限定で歌舞伎町にいるみたいだから急遽いこうと思うんだけど
」
と質問責めにし
ガールズバーじゃないんならそういうのは無いと思うよ、大丈夫だよと教えてもらい
歩いて歌舞伎町へ。
コンカフェに精通する人物がグループにも1人いたことを思い出し、その人物には チェキの相談をしました。

チェキは最初でも最後でも問題ないようです。

「歌舞伎町OHEYA」へ到着。

扉を開けてまずは靴を脱ぎました。
カウンターに忙しく接客する美少女を2人確認。
(ああ…!!右、シオリチャンだ…!!
シオリちゃんがいる…!!シオリちゃんが生きている…!!)
背中に汗がほとばしります。
ヌルっとカウンターに着席するやいなや
スタッフの美少女が、ボードを使ってシステムの説明をしてくれました。

ツーショットチェキは1000円
(撮りたい)
わたしは臆病なので、「シオリチャンに会いに来たのです」とは言いだせませんでした。
そしてキャストのBちゃんが接客してくれました。
ひとつ感動したのが、「背高いですね、何センチですか?」と言われなかったこと。
だいたい初対面の人には必ずこれを言われる。
老若男女問わず。
太った女に「太ってますね。何キロあるんですか?」と聞くのはタブーとされているし
巨乳の女に「乳でかいですね。何カップですか?」と聞くのは当然セクシュアルハラスメントとされているのに、
どうして人は平気で私に「背高いですね、何センチですか?」と聞いてくるのか。
デリカシーがないと思う。
とはいっても私は160より高く170より低いぐらいで、なにも特別でかいわけではない。
コンプレックスなのではない。
嫌なのだ。
他人から身長を聞かれることにうんざりしている。
服屋の店員やバーの店員、マッサージ屋のおじさんなんかは平気で身長の話ばかりふってくる。
Bちゃんは
身長の話を、しなかったのだ。
やはりこういう「特殊な接客業(スタッフと客が1対1でガッツリ会話をするタイプの接客)の女の子」は
気遣いが段違いだなと思った。
身長のことを人から聞かれないはじめましての時間は、たのしくて新鮮だった。
Bちゃんは笑顔でかわいらしく、いろんな話をしてくれた。
わたしの話をコロコロ笑ってさも楽しそうに聞いてくれた。
「接客される」って、いい。
当たり前だが、銀座の意地悪なお兄さんと話す日々には つらいことはとても多い。
消耗したココロが満たされていった。
Bちゃんに
「Bちゃんにドリンクをすすめることは出来ますか」と質問すると、はじける笑みで「いいんですか」とこたえてくれた。
キャストさんへのドリンクは一杯1500円だった。
キャバクラより安い…こんなに可愛いのに…
(感動)

そして20分が経過し、次のスケジュールが詰まっていたのでお会計をしてもらうことに。
「シオリチャンとチェキが撮りたいです」ということをようやく店員さんに伝えた。
これが今日イチで恥ずかしかった。
店員さんがシオリちゃんにその旨を伝えると、あらゆる席で接客に忙しかったシオリチャンがこちらをチラリと向き、小走りでかけよってきてくれた。
「撮りましょう撮りましょう!」
射抜くような大きな瞳、
透き通るような肌、
艶々の髪、はちきれんばかりの涙袋、
輝く唇、明るい声
緊張していたので、とくに何を話したのかは覚えていない。
店内大盛況でバタつく中、カウンターから出ることの難しいシオリチャンが最後に
「あぁ〜〜!お見送りしたい!」
と両手をジタバタ振り回してくれた姿を
今でも覚えている。
なんてかわいいのだろう。

☕︎感想☕︎
①コンカフェは明朗会計
②キャバクラなんか要らんかったんや!
③思ったよりガッツリつきっきりでキャストさんがお話ししてくれる
④可愛い女の子は目の保養のみならず心を癒す
皆さん!
コンカフェは明朗会計です!
美味しいものを食べてストレス発散をするのも良いし、
かわいい動物に心癒されるのも良いけど、
たまに「カワ活(かわいい女の子とのお話し)」して心にときめきを与えることも
人生に必要なのではと思いました。
コンカフェへ行こう。












