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クリスペとCTAのゲーム比較その③「BCGとして稼げるかどうか問題!」

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  • スコットたろう
  • 2023/04/21 11:15

まいど!!!
クリスペの赤文明が大好きなスコットたろうです。

今回もクリスペとクロス・ジ・エイジス(以下CTAと略します)の比較記事です。今回のテーマはズバリ核心を突いたこちらのテーマ!!!

BCGとして稼げるかどうか問題

現時点でいえば確実にCTAに軍配が上がるテーマです。終わり。。。
まぁまぁ、このひと言で終わるとなんの意味もないのでダラダラ書かせてください。

そもそもブロックチェーンゲーム(以下BCGと略します)は先行者優位の強いカテゴリーです。これはクリスペでもCTA、他のBCGでも基本的に変わらないと思います。

その点でいうとクリスペは2019年リリースのゲームで現時点(2023年4月)ですでに3年以上続いているのでBCGの中では息の長い部類に入ります。

CTAは正式な一般リリースが2023年3月なのでまだ始まったばかりのゲームです。

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このふたつを比較して現時点でどちらが稼ぎやすいかと言われれば当然CTAとなります。マーケットの活況ぶりは人気ゲームのそれです。比較するのもなんだかなぁ、という感じすらします。

とりあえず「トレーディングカードゲーム」それが両者の共通点。

クリスペとCTAはどちらもなにかしらの方法でカードを入手して、それを転売することで利益を出すのが王道の稼ぎ方となっています。

そこで今回は基本的にカードの売り買いでアーン(稼ぐこと)ができるかどうかを主題にしたいと思います。

【カードの入手方法】

クリスペ
・セールカードの購入(ゲーム内ショップから公式にリリースされるNFTカード)
・ゲーム内外のマーケットで購入(各プレーヤーが所有しているカードを出品)
・公式ランキング戦、コロシアム等の大会に出て報酬カードを得る

CTA
・ゲーム内外からカードパック(チェスト)を買って開封する(中身はガチャ)
・マーケットから各カードを単品購入(各プレーヤーが所有しているカードを出品)
・持っているカードを進化、合成して違うカードを得る(バーンして新たなカードにする方法でガチャ要素もある)
・課金アイテムを所持することで毎週エアドロでカードをもらう

入手方法は、ざっくりこんな感じです。

【クリスペの現状】

まず悲しい結論から!!!!
「今はクリスペのカード転売で稼ぐのはかなり厳しい時期」これです。

2023年4月現在、クリスペでの大会報酬は非常にしょぼくて、、、売って価値のでるようなカードはほぼないです。過去には売れば数万円になるカード報酬もあったので残念ですね。。

今でもレジェ以上の高レアリティのセールだと発行枚数が19枚以下と少ないので売り切れになります。

しかし、ゴールド帯のカードは売り切れになることは稀です。ゴールドカードは発行枚数の上限が999枚ですが現状どれも100枚ほどしか売れておらず、こう着状態が続いています。これらのカードは、販売期間が最長2年と長いため外部マーケット等で高値になることは当分ないと判断できます。

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こんな感じで現在セールに出ているカードたちは需要より供給の方が優っているので完全に余っている状況でこれを買っても転売で利益を出すのは不可能です。。

大会報酬、公式セールカードでの転売は無理だとすると残るはすでにセールが終わっている過去カード!

しかし、残念ながらクリスペは過去カードよりも今セールで売られているものの方が強い傾向にあります。カードのパワーデザインがインフレしているからです。。

もちろん、過去カードの中でも強いカード、今でもデッキに必須級といわれるカードは存在します。しかし、その種類は少ないですし、すでにあまり流通していないので今から高値で買ってそれを転売して利益を上げるのは難しそうです。。

ここまで書くと「え?_クリスペ完全に詰んでるやん、、」となりますが、現状が底値でこれからまた盛り上がる未来があるとすればカードの買い時ともいえます。

クリスペは今、カードを売りに出してもなかなか買い手が見つからない状況です。いろいろ原因はありますが、単純に新規プレーヤーが思うように増えず、引退するプレーヤーの売り圧の方が大きいからでしょう。

既存プレーヤーがカードを買わないんですか?という素朴な疑問も飛んできそうですが、その需要が少ない原因は下記の通りです。

・僕のような古参プレーヤーは過去リリースで必要なカードは揃っていることが多い
・カードが揃っていないプレーヤーはゲーム内レンタルマーケットから借りれば自分で買わなくてもなんとかなる
・クリスペ運営が停滞期?なので心理的に高額カードに手が出にくい

だいたいこんな感じかと。カードが揃っていない勢からすると未所持のカードを買いたいという気持ちもあるでしょうが、現状どんどんカードの売値が安くなってきているので様子見をしてしまうのが普通です。

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レンタルマーケットもあるので高額NFTカードをわざわざ自分で所有するメリットが薄れてきているもの事実でしょう。実際、レンタルマーケットにはほぼ全てのカードが陳列されています。そして、借り手よりも貸し手の方が多いのが現状、、、

ちなみにクリスペにはカード売買以外でも稼ぐ方法があります。

大会等でSOULをゲットしてそれをバーンしてOASという仮想通貨をもらう

一応これも稼ぐ方法のひとつです。公式の大会上位でもらえるゲーム内通貨のSOULというものをバーンすることで対価としてOASという仮想通貨を得る仕組みがあるんですが、、、僕はやったことないですw
これについてはまた別の機会で記事にしたいと思いますが、まぁそこまで稼げるあれじゃないと思います。そもそも上位に入るにはかなりカード揃えないといけないし、今からこれ目当てにクリスペに本格参入する人はあまりいないでしょう、、、たぶん。

というわけで、クリスペとしてはなにか新しい施策を考えなければいけない時期にきているといえます。まさに停滞期だと思う、これは僕だけの感想ではないはず。個人的にCTAから学べることも多いと思っているのでそのへんは今度、別の記事であれこれ書こうかと思っています。

僕はクリスペが好きで今でもガチ勢やってますのでこの停滞期も乗り切ってくれると期待しています。まだまだクリスペの歴史も始まったばかりのはず!!!

【CTAの現状】

リリース直後のプチバブル到来!?ガチャで当たれば誰でも一攫千金!

簡単にいえばこれがCTAの今です。リリースの勢いそのままに次々と新しい課金者が現れ、マーケットのカード価格も変動しやすい環境になっています。

BCGではこのマーケットでの流動性の高さがかなり大事。ここが停滞してくると運営に収入が入らずゲームのアップデートがなかなか進みませんし、プレーヤーも熱を感じず増えていきません。

マーケットが停滞していればガチャで高レアリティを当てても誰も買ってくれないでしょうけど、今のCTAには「珍しいカードは高値でも買いたい」と考えている層がちゃんといます。それもけっこうな数いそう、、

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Twitterでもガチャ結果をあげて「今日だけで○○ドル分のカード引けちゃいました」とか報告がありますが、実際それらがマーケットで売れているのだから勢いは本物です。

いつまでこの勢いが続くかは分かりませんが、現状多くのプレーヤーがCTAに課金していることは確かですね。

とにかくマーケットが活況でカードがどんどん売れている、それがCTAであり、そういった状況は稼ぎやすいといえます。カードパックも売れているし、課金でのエアドロも充実していて、合成等のガチャは脳汁を誘う魅惑の園、、、お金の匂いプンプンしますね。(ゲスい見立てをしてスミマセン)

具体的な稼ぎ方は、おいおい、というか僕より他の人の記事の方が参考になると思います。

とりあえずCTAの方が稼げる可能性があるのは確定として、僕から見たクリスペとCTAの決定的な違いを書かせてください。

ずばり、当然のごとくこれ「ガチャ要素とバーン機能の有無!!!!」

CTAのうまくできているところは、カードパックでのガチャ要素も当然あるけど、これはあくまでも“素材集め”というやつで、本題は強化や覚醒、コンボ等での高レアリティ出現のガチャ要素。これが脳汁を掻き立てるし、その際に必要なゲーム内アイテムに重要性を持たせています。

強化等に頻繁に、かつ大量に必要になる」トリセル」というアイテムを求めて、課金したりゲーム内ミッションや対戦をどんどんこなしていくという設計です。

重要なガチャに臨むにはトリセルが必要、課金するかゲームするかして集めないといけない、ガチャやる、またやりたいけど素材カードもトリセルも消費したから集めないといけない、、この繰り返しでどんどん沼にハマれますw

お金を払ってNFTを買ったら、あとはゲームで使うだけ!というシンプルなクリスペの構図とは違ってますよね。これがCTAの楽しさでもあります。

このガチャ要素、バーン機能はどちらもクリスペにはありません。

この要素がないクリスペは一攫千金には不向きな安定資産型、これらの機能があるCTAは上昇と下落の幅が大きい一攫千金型といえると思います。(例外的な攻略法はいくらでもあるのは知ってますが、一般的にいえば、というお話)

もちろんCTAが軌道に乗ってうまくいけば一攫千金も狙えて安定資産になれる可能性もあります。まだスタートしたばかりなので未知数。勢いだけで参加して、利確できずにバブルが弾けるのもBCGあるあるなので、みなさんもお気をつけて、、、

CTAは今のところまだまだ大丈夫そうですが。

【ガチャが良いのか、悪いのか問題】

クリスペは、基本的にガチャ要素がないので欲しいカードがあればマーケット等で所有者から買うのみ。
1番レアリティの高いカードはリミテッドレジェンドとなり同じカードが世界に9枚しかありません。ですが、お金さえ積めば確実に入手できます。(売ってくれるホルダーがいることが前提ですが)

また各カードの発行枚数が事前に決まっているため高レアリティカードの希少性が薄れる心配はありません。(希少品でも売れなきゃ意味がない、というのが現状でもあるけどもw)

逆に発行数が多いカードは希少性が上がる可能性は少ないといえます。999枚発行可能なゴールドカードは、爆発的にプレイ人口が増えない限り価値が爆上がりする可能性は低い。

そして、クリスペにはNFTをバーン(カードを消滅させて他のアイテム等に変える機能)する機能がないので現存するカードの枚数が減ることはない。ゆえに発行枚数の多いカードはマーケットに溢れやすく価値は変動しにくいのが現状です。

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ここまで聞くと稼ぎ要素の少ないクリスペの魅力ってなに?と思われるかもしれませんが、僕が思う魅力は下記の通りです。

・ガチャ要素が苦手なプレーヤーには評価されるシステム
→運ではなくお金でNFTを入手できるからこそBCGとして意味がある。ソシャゲでガチャしまくって疲れたからガチャ自体がいやだという人も多いはず。実は僕もガチャは嫌いじゃないけど引き運がない方だとは自覚してますw使いたいカードは普通に買いたい派。

・良くも悪くも発行数が少ないのでマーケットでの価値が乱高下しにくい
→現状は相場が下落傾向ですが3年以上運営しているBCGとしては価値が保てている方だと思います。僕はレジェンドカード「重装姫ルチア」を15万円くらいで入手しましたが、その後3年経っても20万円以下になったことはないような気がします。(公式セールで買ってるので当然、安く入手してますけどね)

・コミュニティが強くて民度が高いのがクリスペあるある
→“一攫千金”タイプのBCGではないがゆえにコミュニティが成熟しやすい環境ともいえます(個人的主観による感想)これは結果論かもしれませんが、クリスペ自体を大事に考えてるプレーヤーが多いのも事実。儲かればなんでもいい、と思っている人が少ないかもしれませんね。

ひとまず話は戻りますが、このようにクリスペがガチャ要素なく高レアリティはお金で買う一択なのに対してCTAはガチャ要素たんまりのため「お金を積んでも好きなカードが引けるとは限らない」というタイプ。

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引けなければ当然マーケットから買うしかない上に、公式からの販売がないから参考価格がなく、完全に所有者の言い値でスタートするのも初心者には難しいところ。。

ですが、この言い値でスタートするということは稼ぎやすいともいえます。誰でも一攫千金のチャンスが転がっているのです。

またCTAは、発行枚数の制限がクリスペより格段に多いので、将来的にどれくらいの希少性がでるかわからない、という不確定な要素が多いです。

このガチャ要素というのは、カードパックを買ってその中からなにが引けるか、というのももちろんですが、カード同士を合成して違うカードを生成する機能でも入り込んできます。

カード合成した際に投じた材料カードは当然バーンされるのでゲーム内から消滅します。合成結果の確率は所持カードによってある程度コントロールできますが、最高レアリティを当てられるかどうかは運です。

つまり、今は勢いがあってみんなが「ガチャによる脳汁ブシャー」「儲かる成功体験サイコー」「もっと課金するーーーー!!!」ってなってますが、なにかをきっかけにバブルが崩壊すれば、多くのガチャで排出されたレアカードがマーケットに溢れ、あっという間に価値が崩れる可能性もあります。

バーンすることを前提に発行されているでしょうから、みんなが課金してバーンしまくっているうちはバランスが取れますが、カードを入手したけどバーンしなくなっていったら、カードの数がプレーヤーの需要を超えてしまうかもしれません。

CTAのようなガチャ&バーンありきのゲームはいかに運営が優秀な舵取りをしてゲームをコントロールしていけるかがカギとなっていくはずです。

今のところCTAの運営はカードゲームを真剣に考えているみたいだし、プレーヤー、コレクター両方が良い体験をできるようにしたい、という熱意を持っているように感じるので期待しています。

ただし、個人的にはこの手のシステムは、それに付き合える重課金者が多くいないと成立しないとも考えています。世界的にどれくらい人気がでて、それを維持できるかがとても重要ですね。

【今日のまとめ】

今回は、稼げるかどうかについての比較だったのでCTAに圧倒的な軍配が上がりました!

ですが、注意しなければいけないことは「稼げるゲームが持続し続けるのは難しい」ということや「稼げることとゲーム自体が楽しいかどうかは別問題」ということもある、ってことですね。

今、クリスペを熱心にプレイしている人たちは稼げるからやっているというよりも、クリスペ(コミュニティ)が楽しいからやっているという人たちが多いと思います。

カードはNFTとして自分の手元に残るし、コミュニティでの親交はかけがいのないものですし、それはそれで大切にしていきたいですよね。

でもね、CTAも3年後にクリスペと同じくらい良いコミュニティが形成されて、それでいて稼ぐ楽しさもあって、継続してゲームが発展していっている、、そんな可能性があるゲームです。マジでそうなったらすごい、リスペクト。

なので僕はどちらも応援しています。

最後まで読んでくださってありがとうございます!いいね、押してくれた人、さらに感謝です!!!

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Cryptospells(クリスペ)を2019年リリース当初からプレイ。現在Twitchでクリスペの動画配信やってます。

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