仮面ライダーアギト第45話を観た感想「超能力は持たない方がいいものなのか？」

せいちゃん
2021/08/27 17:22

闇の力のお兄さんにより火だるまになったアギト

涼は変身もしてないのに火の中に果敢に飛び込みアギトを救出！！

めちゃくちゃカッコいいです！！

闇の力のお兄さんはアギトの力を奪う念動力を放ちますが、避けるアギト

しかしファルコンロードの体当たりを受けて倒れて変身解除！

涼が駆け寄ります。

涼「津上！！逃げるんだ！逃げるんだ！！早く！！」

バイクで涼と翔一は逃走します。

ファルコンロードは後を追おうとしますが、闇の力のお兄さんがまた発作に苦しみます。

どうやら光の力、アギトの力が完全に吸収されまいと抵抗をしている模様です。

闇の力「飲み込んでやる！貴様の力など！ウアアアアア！！！」

凄い表情の崩れ方で叫ぶ闇の力。

翔一と涼はバイク走行中

涼がダメージを受けた箇所が痛みだして蛇行運転

止まる涼のバイク

翔一もバイクを止めます。

翔一「芦原さん！」

駆け寄る翔一

翔一「芦原さん！しっかりして下さい！芦原さん！どうしたんですか？芦原さん！！大丈夫ですか？どうしたんですか？芦原さん！」

そこに1台の高級車がやってきて止まります。

沢木哲也が顔を出しました。

沢木邸

涼を担ぎこむ翔一

涼「やられた！奴に力を抜き取られた！俺はもう変身することができない…」
翔一「そんな！どういうことです？なんですかあの人？」
沢木哲也「あれは…人ではない…力そのものだ！」
翔一「人じゃない？前に俺をアギトにした人にそっくりでしたけど…」
沢木哲也「そう…全く同じものだ…だが正反対のものだとも言える…光と闇のように！」
翔一「何故、何故あなたはそんなことを知ってるんです？」
沢木哲也「彼は俺を選んだ…人間の側からアギトを滅ぼす者として！そして俺にすべてを教えた…だが俺は彼を裏切り、アギトを守る側についた…」
翔一「俺の…俺の姉さんがアギトだったからですか？」
沢木哲也「まだそんなことを言っているのか！雪菜は無関係だ！！」
翔一「嘘だ！姉さんはアギトだった！そしてアギトの力が真魚ちゃんのお父さんを！！」
沢木哲也「違う！雪菜はただの被害者だ！！」
翔一「もし姉さんが犯人ならアギトの力なんて俺は要らない！！」
涼「津上！！！」

翔一は出ていきます。

美杉家

真魚は父親と一緒に自分が映っている写真を眺めています。

北條透の言葉が胸に突き刺さっている真魚

「やはり犯人はアギトでしたか…恐らく風谷氏はサイコキネシスで殺害された…アギトになる前に人はとてつもない超能力を発揮する…その力が風谷氏の命を奪ったのです！！」

翔一は自殺でも考えてそうな暗い表情で下で列車が走る歩道橋の上にいます。

「姉さん…」
「姉さん…」

泣いている翔一

翔一には雪菜が風谷信幸に迫るところが見えるようです。

さて氷川誠は退院になり、また小沢澄子、尾室巡査と焼き肉屋へ

小沢澄子「退院おめでとう氷川君！！」
尾室巡査「おめでとうございます！」

乾杯する3人

氷川誠「すみません…ご心配おかけしました！」
尾室巡査「でも良かったですね！本当何ともなくて！」
小沢澄子「そうね！まあちょうどいい休養になったってところかしら？ほら！どんどん食べなさい！！」
尾室巡査「いただきます！！」

また小沢澄子が尾室巡査が取ろうとした焼き肉を奪い取り氷川の皿へ

尾室巡査は泣きそうな顔

氷川誠「すみません…いただきます！」

尾室巡査も氷川に焼き肉を取ります。

尾室巡査「そうですよ！氷川さん！どんどん食べなけゃ！！」

尾室巡査と小沢澄子は焼き肉の奪い合いで何やら争っている様子

ここで氷川は視界がボヤケて違和感を覚えます。

目をこする氷川

店内を見回してもやはりボヤケています。

小沢澄子「氷川君？どうした？」

再び目をこする氷川

やっと焦点が合いました。

氷川誠「いえ…なんでもありません…」
尾室巡査「美味いっすね！もっと食ってください氷川さん！」

やはり小沢澄子は尾室巡査に焼き肉を奪われて気に入らない様子

翔一は真島のいるマンションにやってきます。

真島「はい！」

モニターに映っている翔一を見て驚く真島

真島「津上さん！！」

翔一は木野に会いに来たようです。

木野「アギトの力についてか…何故そんなことを俺に聞く？」
翔一「俺…今までずっとアギトとして戦ってきました…けどわからなくなったんです…アギトって何なのかなって！もしかしたらアギトが真魚ちゃんのお父さんを…いえ…俺の姉さんもアギトのせいで命を落としたのかもしれないんです…」

木野は渋い表情

翔一「木野さん、前に芦原さんや俺を襲ったことがありましたよね？あれってやっぱりアギトの力のせいだったんじゃないんですか？アギトの力に操られて…それで！」

木野は薄ら笑いを浮かべます。

翔一「何がおかしいんですか！！お願いします！何とか言ってください！！」
木野「俺にお前を助けることはできない！俺は本当に助けなければならなかった者を前にして何もできなかった人間だ！そんな俺に何ができる？」

自分の右手、移植された弟雅人の手を眺める木野

さて人混みの中、根暗そうな大学生？を狙うアンノウン

今回はヘッジホッグロードです。

ハリネズミですね。

ハリネズミなだけに針を飛ばすヘッジホッグロード

当然命中し、倒れるメガネのお兄さん

翔一は真島のマンションを後にします。

翔一を見送った真島

真島「木野さん！いつまで昔のことにこだわってんだよ！木野さんは医者として何人もの人を助けてきたじゃない！！凄い人じゃない！！」

木野は黙っています。

真島「俺…ずっと木野さんのこと尊敬してたんだよ…前にも言ったけど俺の家代々医者でさ…でも俺、頭悪いし…俺…木野さんみたいになりたかったんだ…木野さんみたいに強く…木野さんみたいに優しく…」（真魚は木野のことを嫌い、あの人優しい人なんかじゃないと言ってましたけど）

木野は渋い表情

針を受けたメガネのお兄さんに通行人が近寄ります。

「どうしました？大丈夫ですか？どこか具合でも？」

するといきなり液体化するメガネにお兄さん

洋服だけ残ってあとは水になります。

当然大騒ぎで警察が呼ばれます。

氷川誠、北條透や河野がやってきました。

北條透「人体が水になる…間違いなくアンノウンの仕業ですね！」
河野「またお前の出番だな…G3-Xとアギトか…」

河野は氷川に言います。

北條透「それはどうですかねえ！果たしていつまでアギトに頼っていいものか…」

久しぶりに嫌味口調の北條透

氷川誠が食いつきます。

氷川誠「どういう意味ですか？」
北條透「アギトもまたいつ我々に牙をむくか分からないということです！」
氷川誠「何を言うんです！アギトに限ってそんな！！」（家の子に限って！みたいな口調の氷川）
北條透「だが…もし風谷信幸事件の犯人がアギトだったらどうです？」
河野「アギトが犯人？お前そりゃないだろ！」
北條透「勿論、津上翔一という意味ではありませんよ…彼の前に出現していたアギトが犯人なら…」
氷川誠「そんなバカな事！北條さん！一体何を証拠に？」

ここでまた視界がボヤける氷川

目をこすります。

北條透「どうかしましたか？」
氷川誠「いえ…別に…」

翔一は美杉家に帰ってきました。　

翔一「ただいま！」

義彦が出迎えます。

義彦「翔一君！」
翔一「真魚ちゃんは？」
義彦「ずっと部屋に閉じこもったきりでな…」

真魚は部屋で暗い表情

しかし横顔がとても綺麗です。

雪菜がアギトに変身した瞬間がサイコメトリーで浮かぶ真魚

翔一がドアの前にやってきました。

翔一「真魚ちゃん…ちょっといい？あのさ…俺…ゴメン…」

真魚は部屋のドアを勢いよく開けて飛び出して行きます。

後を追う翔一

自転車で逃げる真魚

翔一「真魚ちゃん！！」

真魚を引き止められなかった翔一は門のところに立ってます。

義彦も出てきます。

義彦「私のせいだ…私がいたらなかったばっかりに信幸兄さんは…」

美杉家の中

写真を見つめている義彦

翔一「じゃあ先生知ってたんですか？俺の姉さんのこと！」
義彦「ああ…一度兄さんの大学に行った時に紹介してもらったことがあった…それ以前から話には何度も聞いていたがね…沢木雪菜というお教え子を素材に超能力の実験をしていると…」

翔一は黙って聞いています。

義彦「その度に私は反対したものだ…超能力の実験が科学的に実を結んだ例は皆無に等しい…だが兄さんは夢中だった…実際…そういう方面には懐疑的な私がもしやと思うほど兄さんの実験ははっきりした成果を挙げていたんだ…でも…だからこそ私はますます強く反対した…実験に没頭するあまり兄さんは人間が踏み込んではならない領域にまで入り込んでしまっている…そんな気がしてね…あの最後の日、兄さんは私に言った…自分の手で超人を作ってみせると！だが…その直後に…」

義彦はやりきれない様子

義彦「私が兄さんのことを止めていたならあんなことには！！」
翔一「でもそれは先生のせいじゃありませんよ！」
義彦「兄さんが死んで私はせめて真魚を守ろうとした…だからあの日兄さんとあったことは誰にも言わなかったんだ…あの日兄さんは真魚にも超能力があると教えてくれた…」
翔一「じゃあ知ってたんですか？先生も真魚ちゃんのこと…」
義彦「ああ…私が兄さんは超能力の実験のせいで命を落としたなどと言って誰にも信じてはもらえないだろう…だが…同じ超能力を持つ真魚が傷つくのは明らかだ…ならば私はあの日兄さんから聞いた全てを忘れようとした…私がもっと…もっと強く兄さんを止めていたら！！」
翔一「先生が気に病むことなんて全然ありませんよ…悪いのは…悪いのは…」
義彦「翔一君！」
翔一「俺…真魚ちゃんに会ってきます！何を言ったらいいのか分からないけど…とにかく会わなくちゃ！！」

飛び出して行く翔一

義彦は1人写真を眺めます。　