仮面ライダーアギト第28話を観た感想「どんなに辛くても現実から逃げることはできない！！」

せいちゃん
2021/06/17 17:58

涼は克彦の特殊能力に追い込まれて、意識を失い川に浮かんだまま流されてゆきました。

かつて愛した恋人、そして亜紀のことが無意識の中に出てきます。

さて涼が死亡(？)する数週間前の出来事です。

子供が男達に追われています。

そして涼のバイクに乗って逃げたいと思って触っていたら涼がやってきました。

涼「危ないぞ！」

子供はどけます。

涼はバイクを発進させようとしますがエンジンがかかりません。

涼が自分で修理しようとしていて部品を落とすと男の子が拾います。

涼「バイク好きなのか？」

頷く男の子

涼はバイクを引いてバイク屋まで行くことに

涼「もういいぞ！バイク屋までまだけっこうある！」

男の子は付いてきています。

バイク屋にやってきました。

涼「親父さん！親父さん！」
親父さん「相変わらず荒っぽい乗り方してるなあ…ちょっと待ってろ！すぐ直す！」
涼「よろしく！」

涼が自販機でジュースを買おうとするとお金がありません（笑）

焦る涼

すると「おーい！」と男の子

そして100円を投げます。

涼はナイスキャッチ！！

微笑む涼

ちょっと2人の間に友情が芽生えた瞬間です。

しかし100円も持たないってヤバくないですかあ？（笑）一応大人なんですから…

あと2001年頃は缶ジュースって100円でしたっけ？違うと思うんですが…

涼「家どこだ？バイク直ったら送っていく！」

男の子は答えません。

涼「家出中って顔だな…で運転手を探したわけか…これ1本じゃ安いな…」
(子供相手になかなかなことを言う涼です。)
子供「どこでもいいんだ…どこか遠くへ行ったら、もしかしたら今が嘘になるかもしれない！」

涼は自分の不幸な境遇を再び想起します。

バイク屋の親父さんが「おーい！ちょっと手を貸してくれ！」と呼びます。

涼「どこへ行ったって同じだ！今は嘘になんかならない！」

涼が親父さんの手伝いをしている時に男の子を追う男達がやってきました。

逃げる男の子！

パチンコ屋でちょっとした騒動を起こしてから電車に乗って逃げることに成功した男の子！

そしてよりによって翔一がガーデニングをしている美杉家にやってきます。

水が男の子にかかります。　

翔一「あっ、ゴメン！…一輝君！一輝君じゃない！！」

男の子の名前は浅野一輝です。

一輝は翔一のことが誰か分からないようです。

翔一「やだなあ！ほら、俺！パン屋やってた！よく買いに来てくれたじゃない！いらっしゃいませ！！」

翔一は頭にタオルを巻きます。

一輝「ああ！！」
翔一「よーし！ほらほらほらいっぱい持って帰れよ！」
翔一はトマトを沢山一輝にプレゼント！！
翔一「で、何よ？遠くに行きたいって？でどこよ？」
一輝「別にどこでも…」
翔一「あ、俺の場合、旅行とかあんま興味なくてさ…どこへ行っても結局、地球の上だし…」
(楽しくなさそうな考え方です（笑）)
「それよりどうよ！これ？」

曲がりまくったキュウリを出す翔一

一輝「曲がってる！」
翔一「この曲がり具合がいいんじゃない！あとこのイボイボ感とツヤツヤ感ね！ここらへんは愛情がないと出ないわけよ！はい！」

一輝はキュウリを押し付けられて困惑している様子…

翔一「大丈夫！食べてみてよ！形は気にいらないかもしれないけどキュウリはキュウリだからさ！うん…」

翔一はキュウリを食べます。

一輝も食べます。　

一輝「美味い！」

さてシーアチンロードがビルの屋上に出没！！

帰ってゆく一輝を狙っています。

翔一はアンノウンセンサーが働き駆けつけます。

アギトに変身する翔一！

一輝は男達に捕まりますが振り払って逃げます。争ったせいでトマトが沢山転がってます。

アギトはシーアチンロードにキックを決めようとしますがシーアチンロードは消えてしまいます。

一輝は涼のいるバイク屋にやって来ました。

バイクの修理は完了しています。

一輝が追われているのを見て涼は「親父さん！メット借りるよ！」とヘルメットを借りて、一輝に渡します。

一輝は涼の後ろに乗ります。

男達はタクシーでおってきました。

一輝「あのタクシー振り切って！！」
涼「捕まってろ！」

しかし運悪く赤信号になりました。

イカれているくせに真面目な一面がある涼は赤信号を守り停車！

すると男達がタクシーを降りて一輝を捕まえにやってきました。

バイクから降りて逃げる一輝！

信号が青になると涼は逃げる一輝の前に走り出て「乗れ！早く！」と一輝を拾います。

そして男達を振り切りました。

しかしシーアチンロードが一輝にロックオンしています。

タクシーは涼と一輝の乗ったバイクが低い高さのトンネルを通過したのを追ってきて、天井がぶつかり悲惨なことに……

運転手さんお気の毒です…

セミがミンミン鳴いています。

一輝「運転…すごく上手いね！」
涼「普通だろ！あれくらい！」
一輝「家のお父さんもすごくうまいよ！車だねどね！バイクはお父さんは乗ってもいいって言うんだけどお母さんが駄目って言うんだ！バイクは不良なんだってさ！でもお父さんとお母さんすごく仲良くってさ！時々、2人だけでデートするんだ！2人で！そういうのも全部…全部…嘘になればいいのに！」

一輝のお父さんとお母さんは車の事故で死んだのです。車は大爆発を起こしました。

涼「言ったろ！嘘になんかならない！今からは逃げられない！」
一輝「そんなことない！そんなの僕は嫌だ！」

階段を走って降りる一輝を捕まえる涼

涼「よせ！逃げても無駄だ！」
一輝「逃げたことがあるの？僕は絶対逃げてやる！すっごい遠くへいってやるんだ！全部、全部、嘘にしてやる！」

涼は一輝を抱えあげて走ります。

一輝「離せ！離せ！」
一輝をバイクの後ろに乗せて走る涼
涼「気の済むまで逃げさせてやる！」

涼「どっちだ？」
一輝「右！」
涼「どっちだ？」
一輝「左！」
涼「どうする？真っ直ぐか？おい！」

涼「次は？…次は？」
一輝「右！」
涼「この先は？どうする？早くしろ！」
一輝「もういい！」
涼「逃げるんだろ？どっちに行ったら嘘になるんだ？」
一輝「もういい！降ろしてよ！」

涼は一輝を降ろします。

涼「こんな程度で逃げられたのか？お手軽だな！」
一輝「あとは1人で行くんだ！帰ってよ早く！」
涼「俺もこれ以上は付き合う気はない！」

険悪なムードで涼は走り去ります。

一輝は黙って座っています。

カブトムシがいます。

そして汗だくになりながら歩きはじめました。

しばらくすると涼が戻ってきてヘルメットを放り投げます。

2人は海にデートにやってきました。

一輝「逃げたいと思ったことある？」
涼「さあな…」
一輝「何から？」
涼「聞いたらお前が俺から逃げたくなる！それでも生きてゆくしかない！」
一輝「それでも生きてゆくしかない？」
涼「ああ…終わりがくるまではな…」

ここで全く出番のなかった北条透登場！

北条「ただの交通事故じゃない？どういうことです？」
河野「それがな！所轄に上がってた検死の報告書じゃ同乗者の女性の死因は全身打撲なんだが運転してた夫の方は餓死になってるんだよ！」
北条「餓死？」
河野「うん…事故の1時間前にレストランで食事をしているし、1人前以上食べてたって証言もある…」
北条「アンノウンの仕業ということですか？その夫婦に他に血縁関係者は？」
河野「子供が1人…次は狙われるとしたらこの子だ！」

砂浜を歩いている涼と一輝の背後からシーアチンロードが襲いかかります。