ジンドグマの科学研究所
幽霊博士「人間を溶かすジンドグマ石鹸完成したのか?」
ジンドグマ怪人シャボヌルン「あとはこの石鹸を人間共に配るのみでございます!」
幽霊博士「効果のほど見せてもらおう!」
シャボンヌルン「はっ!やれ!」
ジンファイターにジンドグマ石鹸を渡し「やれ!」と指示を出すシャボンヌルン
実験用人間の捕虜が連行されます。
「助けてくれ!」と叫ぶ捕虜
無理やりジンドグマ石鹸で手を洗わせられます。
すると捕虜の男は跡形もなく消えてしまいました。
幽霊博士「シャボヌルン!作戦開始じゃ!」
ご機嫌な幽霊博士
ジンファイターに身体を洗ってもらっているシャボンヌルン
石鹸怪人ということですが見た目はゴリラです(笑)
何やら怪しい男達が民家に石鹸を配って回ってます。
「こんにちは!外国製の石鹸です!お使い下さい!」
勝手に玄関の差し入れ口に入れたりしてます。
まあジンファイターであることは明らかです。
ランニング中のミチルとマサルにも
「スポーツの後にどうぞ!」
「これ貰っていいの?」
「外国から来た上等な石鹸だよ!宣伝だからただであげる!」
「僕にも頂戴!」
「一件に1つ!」
「ケチ!」
マサルは石鹸を貰えませんでした。
さて勝手に玄関の差し入れ口に石鹸を入れている怪しすぎる男を発見した沖一也
「君!待ち給え!」
逃げる不審者
そこに黒ずくめの姿をしたバイク集団がやってきます。
一也を襲いますが一也は身をかわします。
そして一瞬ジンファイターの頭が見えた一也はバイクで追跡!!
「何かあると思って探していたがやっぱり!!」
他のバイク部隊には巻かれて1台のバイクを追う一也
「あいつを捕まえれば何か分かる!逃さんぞ!」
するとバイクの男はジンドグマ怪人シャボヌルンの正体を現します。
一也はブルーバージョンを召喚!!
シャボヌルンは間抜けなことにバイクで転倒!!
「し、しまった!!」
しかし沼に身を隠すシャボヌルン
「フフフ!バカめ!ここへ逃げたんだ!」
逃げたくせに得意気なのが笑えます。
さてミチルとマサルの家、石川家ですがマサルが早速、ミチルが貰ったジンドグマ石鹸を試そうとしています。
しかし石鹸か勝手に動き出し、階段を登ります。
「石鹸待て〜!」
ミチルがやってきて「チビ〜もう〜何やってんの?うるさいわね!!」
ミチルは階段を登って石鹸を拾って
「使ったらちゃんと石鹸箱に入れなきゃダメじゃないの!もう!」とマサルを叱ります。
階段を降りようとして石鹸でヌルヌルだったために転倒するミチル!!
マサルは風呂に入ってます。
ジンドグマ石鹸を使うと泡が沢山出てきてマサルは吸い込まれてしまいます。
「お姉ちゃん助けて!!」
マサルの叫び声を聞いたミチルは風呂に駆け付けます。
「お姉ちゃん!助けて!!」
排水口からマサルの声が聞こえてきます。
「チビ〜!!」
谷モーターショップ
源次郎「何?チビが石鹸の泡に溶かされて下水に流れた?」
ミチル「本当よ!嘘じゃないわ!チビを助けて!!」
泣きじゃくるミチル
源次郎「おーよしよし!ハルミ!この辺り一帯でも同じくらいに石鹸騒ぎが起こっているんだ!」
チョロ「親父さん!これはまたジンドグマが何か企んでいるんじゃ?」
ハルミ「ねえ!そういえば一也さん、どうしちゃったの?」
源次郎「おお、3日前から用事があると言って飛び出して行ったんだ!マサコ!無線で呼び出してくれ!」
マサコ「了解!」
源次郎「それからなあ!チビのことだが一也と俺に任せるんだ!いいな?ミチル!心配することはないんだよ!」
マサコが一也に無線連絡
マサコ「一也さん、応答願います!チビが石鹸に溶かされちゃったのよ!」
ジンドグマのアジト
悪魔元帥「幽霊博士!今回の石鹸作戦というのはどういうのだ?」
幽霊博士「元帥閣下!私の発明しましたジンドグマ石鹸はそれを使いました人間はゼリー化して下水道に流し込まされます。それを回収し、再生装置にかけますと元の人間に戻りますが一度ゼリー化した人間は身も心もグニャグニャ!我々ジンドグマの働き手としての奴隷となることでございましょう!!」
悪魔元帥「うん!!」
満足そうに頷く悪魔元帥閣下
幽霊博士「ご覧下さい!只今、この地域にジンドグマ石鹸を配布中でございますが、まもなく人間ゼリーの第一回の回収作戦が終わるはずでございます!!イ〜ヒヒヒ」
東京が赤く塗りつぶしてあります。
妖怪王女「ちょっと!スーパー1のことをお忘れじゃないかしら?」
鬼火司令は手に持ってる棒で机をドンと叩きます。
幽霊博士「怪人シャボンヌルンは不死身でございます!ヒヒヒヒ〜仮面ライダースーパー1など敵ではないのですよ!」
悪魔元帥「ハハハハ〜よし!見事スーパー1にその石鹸の泡踊りを踊らせてみい!」
幽霊博士「ハァッ!」
ミチルは1人自転車でマサルを探して回ってます。
川を眺めてマサルのことを心配しているミチル
そこにハルミがやってきます。
ハルミ「ミチル!そんなところで何やってるの?」
ミチル「チビを、チビを、探しに行くの!助けに行くの!チビを、チビを助けてよ!」
すすり泣くミチル
マサコ「ミチル!泣かないで!谷さんは止めたけど、あたし必ずチビを助け出してあげるわ!」
良「そうだよ!俺が付いてる!任しとけ!」
ミチル「うん!」
ハルミ「ねえ、皆!チビの行方を知るにはまず下水道を辿ってみるのが一番だと思うの!それでね!2つに分かれて行動しよう!ねえ!!」
下水路を辿って行くハルミ達、すると川の中から助けを求める声が聞こえてきます。
「身体がゼリーになっちゃった!誰か〜!」
「助けてくれ!」
驚くハルミ達
良「まさかチビはゼリーになってここに流されていったんじゃ?」
ミチル「チビ〜チビ〜!!」
ハルミ「どうやらここは下水の流れ込むところみたいね!」
良「うん…」
ミチル「ここにチビがいるの?」
ハルミ「様子探ってみよう!」
ハルミ達が川に近付くと怪しすぎる男達が何やら回収作業をしています。
「今回の分はこれで終わりだな!」
「はっ!全ては予定通りに!」
「よーし!直ちに運搬作業に移れ!」
回収した物を車で運びさる男達
1人リーダー格の男が残りました。
またも同じ役者です。この俳優は何体の怪人の人間体を演じてるのでしょう…
「あとは再生装置にかけて瓶詰めのゼリー人間を元に戻すだけか!」
そこでハルミ達は音を立てて気付かれてしまいます。
「逃がすな!」
ジンファイターが登場!!
そして男もシャボヌルンの正体を現します。
「貴様らもジンドグマの少年兵として特訓してやるわ!有り難く思え!!」
ハルミ、良達は捕まってしまいます。
しかしジンファイターが2人を連れさろうとした時にジンファイターに石鹸を投げつける謎の男
シャボヌルン「何だ!貴様は?」
謎の男「ここの水門の工事に来たんですよ!石鹸は汚れを落とす物!となるとこの世の汚れを落とすために使うべきだな!」
また石鹸をジンファイターに投げつける謎の男
ジンファイターを撃退する男
「ジンドグマ!悪巧みは許さん!」
シャボヌルン「何者だ?」
「ハハハハ〜」
謎の男は沖一也の正体を現します。
「赤心少林拳沖一也だ!」
ハルミ「一也さん!」
ハルミ達を逃がす一也
シャボヌルン「ジンドグマに逆らう愚か者め!ここが命の捨て場と知れ!やれ!」
ジンファイターを撃退する一也
シャボヌルン「おい!水だ!早くしろ!早く!」とジンファイターに身体を水で濡らして洗って貰っています。
シャボヌルンは「毒液シャボン喰らえ!!」と恐ろしい毒液で一也を攻撃!!
一也は身をかわしますが、毒液シャボンはコンクリートも溶かしてしまいました。
ジンファイターに命中しています。
一也は何を考えているのかスーパー1に変身せずに戦います。
パンチを喰らわしても水と石鹸でヌルヌルのシャボヌルンの身体にはきかないようです。
そしてスーパー1に変身する一也
スーパー1は勝負を急いで、いきなりスーパーライダー旋風キックを喰らわします。
しかし「ヌル!」
ヌルヌルのシャボヌルンの身体に跳ね返されます。
シャボヌルン「俺の身体にはライダーキックはきかんぞ!」
スーパー1の攻撃を全て無力化するヌルヌルの身体
スルスル滑ってシャボヌルンは遠ざかります。
シャボヌルン「スーパー1!俺は忙しい!お前と遊んでいる暇はない!次は必ず貴様の命を貰い受けるぞ!」
シャボヌルンは姿を消します。
スーパー1「今度の敵にはライダーキックが通用しない!」
ハルミ、良、ミチルは安全と思う所まで逃げてきます。
ハルミ「もう大丈夫よ!ひと休みしよう!」
良「くたびれた!」
ミチル「チビ、どうなっちゃうんだろう…」
「チビに会わせてあげようか?」
そこにシャボヌルンが出現!!
シャボヌルン「お前達を沖一也と引き離し捕まえようという作戦、まさしく計算通り!」
3人は逃げようとしますがジンファイターに捕まります。
シャボヌルンはシャボンカプセルを発射!!
ハルミ達はカプセルの中に閉じ込められてしまいます。
シャボヌルンは「シャボン玉飛んだ♪屋根まで飛んだ♪」と歌い出しカプセルを蹴り上げます。
お茶目な怪人です。
谷モーターショップ
源次郎「何だって?ハルミ達が集合場所に来ない?」
マサコ「チビの行方を手分けして探そうって相談して…それで…」
ため息をつく源次郎
源次郎「えらいことしてくれたもんだ!」
マサコ「ゴメンなさい!言いつけ守らなくて!」
源次郎「さっきも言ったようにな、今度の敵は恐るべき相手だ!ハルミ達のことは俺に任して今日は皆家に帰りなさい!」
源次郎にどうにかできる相手ではないと思うんですが(笑)
「はい!」
皆、家に帰ります。
源次郎とチョロはハルミ達が襲われた川のところまでやってきます。
源次郎「チョロ!ハルミ達がこの下水路を通ってきたとするとここへ出たはずだ!」
チョロ「まさかここでジンドグマに襲われて…」
チョロは毒液シャボンで溶かされたコンクリートに反応します。鼻をひくひくさせるチョロ
チョロ「親父さん!何か石鹸の匂いがするなあ…」
源次郎「石鹸?するとハルミ達も…」
一也は道着姿で座禅を組んで瞑想中です。
「シャボヌルンの身体のヌルヌルはどうしたら…かつて少林拳の達人は手刀で水をも断ち切ったという!俺にできるか?」
ジンドグマの科学研究所
「ゼリー人間再生作業開始します!」
再生されるゼリー人間
幽霊博士「これだけ集めれば兵士として役立つのもかなりいるだろう!早速特訓を始めなさい!」
シャボヌルン「はっ!早速!」
一也はバイクで走行中!
そこに無線連絡が
「はい!こちら一也!」
「こんにちはスーパー1!」
「貴様何者だ?」
「ジンドグマ怪人シャボヌルン!ジュニアライダー隊の3人はシャボン玉の檻の中だ!半日経てば奴らは身体が溶けて死ぬ!助けたければ来い!」
「場所はどこだ?」
「通信機のスイッチを入れっ放しにしておく!周波数を探知しながら来るんだな!」
「よし!分かった!」
「いいか!あと12時間だ!それで3人は死ぬ!忘れるな!」
無線が切れると一也は
「ジンドグマ許さん!!」と怒りを顕にします。
シャボヌルンはまたジンファイターに身体を洗って貰っています。
そこにブルーバージョンがやってきます。
しかしスーパー1の姿がありません。
シャボヌルン「いない!」
スーパー1はマシンの横に隠れていました。
シャボヌルン「マシンの横に身を隠していたかスーパー1!!」
スーパー1「世の為正義の為お前を倒す!!」
シャボヌルン「何をぬかす!今日が貴様の命日だ!かかれ!」
ジンファイターはいつものように役に立ちません。
ハルミ、良、ミチルがカプセルの中に閉じ込められているのが目に入ります。
シャボヌルンは毒液シャボン攻撃!
シャボヌルンはスーパー1 にことごとくかわされチョップで飛ばされます。
自分の発した泡の上に着地したシャボヌルン
泡踊りをしています。
シャボヌルンはシャボンカプセルを発射します。
スーパー1はこれにエレキ光線で反撃
シャボンカプセルは破壊されます。
スーパー1はシャボヌルンを凍らせることを思いつきます。
超低音ガスを発射するスーパー1
シャボヌルンはカチカチに凍りました。
「今だ!スーパーライダー旋風キック!!」
シャボヌルンのクビが飛んでいきます。
「ああ、頭、頭〜」
シャボヌルンの胴体が爆散!!
シャボンカプセルの中のハルミ達に近付くスーパー1
しかしカプセルの中のハルミが「スーパー1!!後ろ!!後ろ!!」と合図してます。
なんとシャボヌルンのクビから泡が出てきて胴体が復元されました。
シャボヌルン「俺は不死身だ!おのれ!」
スーパー1「奴の再生能力は頭にあったのか!よし!」
スーパー1はチョップでシャボヌルンのクビを飛ばして頭にスーパーライダー月面キック!!
今度こそシャボヌルンは大爆散!!
シャボンカプセルは割れてハルミ達が無事出てきました。
そして「お姉ちゃん!」とマサルがミチルに駆け寄ります。
良達ジュニアライダー隊とも感動の対面!!
「あれっ!スーパー1は?」と良
「どこ行ったのかしら?」とミチル
「あっち!」と指差すマサル
「スーパー1!!」と叫ぶハルミ
スーパー1は意気揚々と引き上げていきました。
シャボヌルンはどう見てもゴリラ、キングコングの類です。キングコング怪人でいいと思います。